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浮趾とハンマートゥ合併症

あまり聞かない症状
「まっすぐ立つと踵が痛く少し膝を曲げるとつま先が痛い」
しかも趾先裏がムニュムニュした感じで痛みはないが不快感があるとなんとも厄介な病気である

専門医でもなかなか改善策が見つらないそうで、相談に来られた方の話では、つま先周辺が痛くなるのは「モートン病」だが、この症状では治しようがないと言われ改善策は低反発の柔らかソールで地面からの衝撃をすくなくして痛みの出ないような歩き方にしてくださいって言われたそうだ

痛みの出るところ

まっすぐ立つと踵が痛くてつらい
膝を曲げるとつま先が痛いしかも趾先裏には痛みはないがムニュムニュとした感じがありとても気持ちが悪い

そのため歩くのも踵が地面につけず地面をける時につま先が痛いので足を地面にゆっくり置くようにしてつま先をあまり使わないように進むが、そのためか足裏から膝裏までの筋肉がすぐに疲れてつらい

足の状態を確認

足の内側縦アーチは偏平足というよりむしろハイアーチに近い感じであったがそのため、体重がかかるとアーチが思っていた以上に沈むように見えた

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このアーチが沈みすぎる動きが中足骨を沈みこませその動きで足趾を上に押し上げているようだ(下の図はフィンランドのヘルシンキクリニックの講習で学んだ中足骨関節と趾の生体力学より)

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踵が不安定になると体がもつバランス維持機能が活性化され体が前に倒れるのを防ぐためにつま先に力が入り地面を力強くつかむ動きをする

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このために地面をしっかりつかむ趾先の動きになりハンマートゥが進むようだ。この一連の動きが、足裏から膝の裏まで続く筋肉にアンバランスなストレスを残すようでその疲れがふくらはぎや腰周辺に現れてくるようだが誰も指摘がなかった不安定な踵とつま先の動きがつま先を斜めに押しつぶすように動くために足裏趾先辺りがいつも体重が乗って斜めに動いているようであその動きがムニュムニュ感を生み出しているようだ
これを腰を中心にマッサージをしたり電気治療をしてもあまり効果はないと思える

最短安全改善の方法(薬も電気治療も不要)

足もとのバランスを狂わしている筋肉のバランスの緊張が原因と考えられる
これらの筋肉の緊張を緩めて足の裏の筋肉の動きを柔軟にすることで日常生活の中で自然に改善が進む
足の筋肉は体重の負荷を受けながら持ち上げるようにして使うためにバランスは崩れやすい
まず、足のバランスを整えて足のアーチにバランスよく体重が乗るようにしてバランスを確認したうえで、その足を支えるようなインソールを使うと☆印の筋肉の緊張バランスが良くなり全に改善してゆく

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足は変わる

初回来店して1ヶ月後に趾先裏のムニュムニュがなくなりましたと経過報告を頂いた。その時は踵のバランスが良くなり足元が安定してきたことが実感できたようでその改善で『腰が楽になっていた』

しかし、それから1ヶ月後の先ほど来店され足のバランスの確認を行った
主治医からは「えぇぇ治ったんだあ、すごいねそこで作ったインソール」と感動していただいたと報告を受けた

確かに足は変っていて足もとからのバランスはとても良くなっていた

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踵も安定してつま先も楽に床に着くようになっている、これでふくらはぎの痛みも出なくなっていて一日がとても楽なりましたいわれた

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つま先のムニュムニュ感もなくなり趾も開くようになった

『足ってこんなに変わるんですねぇ・・・・・』と感想を頂きました


改善を始めて2ヶ月後の経過観察と報告に来店された時の足の機能チェックを行った時の一部の動画です

『足は変わります』


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