原因は知っているが説明できないタコ
よく出会う足裏のタコ
非常に特徴的なタコ
足裏の足趾の中足骨頭周辺に骨にを形どるようにできるタコ
「モートンダコ」と名付けた
モートン足(Morton’s Toe)の人によく見られる対処困難なタコで
このタイプのタコは削っても普通のインソールを使っても治り難いようで
1年通っても治らないと相談に来られる人は少なくない
このようなタコのできる人は足の骨格の形状から母趾球に上手く体重が乗りにくくタコができやすい
また母趾球が上手く使えないために前足横アーチが維持できなくなり開帳足が発生しやすい
まずモートン足の動きの特徴が掴めると改善はとても簡単だが踵のバランスを良くすることを忘れると効果が出ない
今回はお客さんの協力を得て足の動きを動画に撮ってみた
https://youtu.be/VQvhrkxPNB8
足のバランスが整えて踵をしっかりサポートすると爪先の趾の付け根にある前足横アーチの3、4趾周辺足裏がかすかに床から持ち上がり隙間が感じられる
それを感じれるようになるとタコも自然に消えてゆき同時に開帳足の改善がスタートする
実際に足のバランスを整えて3日後の足をみると足裏全体が少し柔らかくなり皮膚が綺麗になっていた
もう軟膏もテーピングも必要無くなったようです
よく語られる原因は「靴の中で足が滑って皮膚が防衛のために硬くなってくる」と言われるが、なぜ足が滑るか説明がはっきりしない
「オートンダコ」骨格が作り出す動きが上手くサポートできないと靴の中でどんなに靴紐を絞めても小さく足が滑る
紹介した動画では足首が動くときにすでに趾先が動いている
重要なのは足のバランスです