成長を支えるいくつかの要素 / 成長を感じづらくなってきた。
進歩がない
学習曲線上、理想と現実のギャップが詰まり、よりロジカルに写真が理解できるようになってきた分、その仕上がりやアウトプットに個人としての成長を感じづらくなってきた。
そもそも、カメラの性能が高く「綺麗な写真」は誰でも簡単に撮ることができることが、理想に居る自分を大きく見せることで、他のジャンルの趣味とは一線を画すギャップを生み出していたといつも思う。以前から感じていたことだ。
かと言ってこれはネガティブな話ではない。僕の頭の中はしっかりと成長をしてきているということだ。こうした落ち込む時期に前向きになれるのは、有難いことに、他のジャンルでの経験が活きていると感じる。
成長を促すために必要な5つの要素
特に自分の中でしっかり整理できているわけではないが、今後自分自身が成長を得るために、改めて言葉に起こし自覚の念を強めておきたいと思う。
1.楽しむこと
写真を撮ることが義務や事務的な作業になってはならない。
撮るシーン撮るシーンそれぞれに、そこまでのストーリーを感じて楽しむべきである。また、撮りたいという欲求に素直に従うために、好きな理由や要素を探すことである。
2.健康であること
重たいレンズを使っていると、その分身体へのダメージも大きい。日ごろから健康に気を遣い、身体を作っておくこと。健全であり健康な身体を作ることによって、可能な限りの態勢や移動を実現させるようにすること。
3.学ぶこと
被写体への理解、競技の理解、編集への理解、機材への理解、他者への理解など、常に己の中にないことは吸収し、糧に変えていくべきである。
4.至誠であること
尊敬の念や礼儀の心を失ってはならない。どんな人でもその人の立場や置かれた環境があり、他人とは常に未来か過去の自分が、歩まなかった道すがらにある。そうした人から得るものは大きく、常に刺激を得ることができる。
「至誠にして動かざる者、未だこれにあらざるなり。」
この考えを大切にしたい。
ただし、自分を守ることも時には大事である。
5.挑むこと
見たことない世界を他人の写真で得るか、自分の写真で得るかには、経験という大きな違いがある。挑むことは、同時に心を強くすることであり、失敗もまた楽しむことに変換する、そういう気持ちを持って居たい。
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