国産オルタナティブロックが熱すぎて光熱費爆上がりして水止められた話
みなさんこんにちは。
水は止められてません。電気代はこたつのせいで少し上がりました。
んなこたぁどうだってよくて、今日本のオルタナティブロックが熱い。めちゃくちゃ熱い。アメトーークで宮下草薙の宮下が三四郎小宮に噛みつくぐらい熱い。
今回はそんな日本のオルタナティブロックシーンについての記事です。
ざっくりと最近の流れを振り返る
なぜ今オルタナなのか?ということを語るために、ざっくりとここ5年くらいの日本のロックシーンの大まかな流れを振り返ろうと思う。あくまでもかなり自分の主観的な要素が強い振り返りなので、リアタイじゃそんなんじゃねぇよって言われるのは承知なぐらいざっくりとした振り返りなので悪しからず。
アニメ「けいおん」とandymoriが名盤「ファンファーレと熱狂」のリリースしたことで軽音部的と言いますか、サブカル的特色の強いロキノン系のバンドの台頭が著しく目立つようになった10年代初頭に革命をもたらしたバンドが2組登場します。KANA-BOONとゲスの極み乙女ですね。
どちらもなっがい前髪で前が見えねぇマッシュヘアが特徴のバンドではあるし、「ないものねだり」のMVを見ると街のきったない中華料理店の炒飯が食べたくなるのはなぜでしょうか?こだまでしょうか?前者がもたらした四つ打ち革命は当時のシーンに多くのフォロワーを生み出し一躍時のサウンドに。後者はサブカルライクなユーモア性とジャズやヒップホップなどを織り交ぜた洗練された音楽性で、おしゃれな音楽=売れるというサブスク時代の先取りを果たすこととなった。
これらの邦ロックカルチャーの隆盛は、いわゆるAKB、ジャニーズ、EXILEの三種の神器によって形骸化しつつあったJ-POPシーンに、フェス文化の浸透と共に台頭していった。Mステで2014年くらいにあったKANA-BOONとゲスの極み乙女の対バンとかあそこらへんがピークかな。(たしかKANA-BOONが「シルエット」で、ゲスの極み乙女が「デジタルモグラ」を演奏したんだよな。懐かし...)
そしてそんな四つ打ち革命に終止符を打ったのが2016年頃に巻き起こったネオシティポップムーブメントである。ceroが2014年にリリースした傑作「obscure ride」あたりからその機運が高まりつつあったが、Lucky Tapes、ミツメといった若手から、くるり、サニーデイサービスといったベテランまで一気にシティポップの傑作をリリース。時代は"エモい"と"チルい"で入り混じったカオスへと突入します。
このネオシティポップムーブメント躍進のきっかけは主にこの3つの要因だと思ってて、まず一つはSuchmosの「Stay Tune」のヒット、これは間違いないですね。次にSpotifyの日本上陸。サブスクリプションサービスの中でも格段に洗練されたデザインと使い勝手の良さから、トレンドにうるさい人々からはまぁ注目されたわけで、そういう人たちがおしゃれな音楽は何だろうってなった時に、都会的で洗練されたシティポップに目が行くわけであって、アディダスのトラックトップを羽織り上海蟹を食べれば誰でもおしゃれなムーブメントになったわけだ(語弊)。
そして小沢健二の復活、これに尽きるでしょう。近年ヴェイパーウェイブの流れで価値を見出されたネオシティポップムーブメントにおいて、ポップミュージックとヒップホップシーンを繋ぐ橋渡しとして多くのミュージシャンからリスペクトされていた小沢健二。2016年にはBEAMSの40周年ムービーには彼の代表曲である「今夜はブギーバック」が使われているなど、まさに再評価され始めているベストなタイミングに完璧な復活を果たしたことが大きい。
今現在サブスクから台頭し最前線で活躍しているKing Gnuも元々はネオシティポップの末端でTempalayらと共にネオサイケ的な文脈から登場したわけだし、髭男もあいみょんもR&Bの要素が入った楽曲でその名を知られたことを考えると、まさに10年代後半の大きなトレンドと言っても過言ではないでしょう。
とはいえステイチューンイン東京フライデイナーイしてから5年近く経ってきて、なんだかもうそろそろネオシティポップお腹いっぱいになってるあなたに教えたいのが、やっと本題のオルタナシーンである。というのも今のオルタナシーンって実は四つ打ち革命の次に台頭する予定だったんですよ()。
なんで予定だったかっていうと今の国産オルタナシーンの気流を作ったYkiki Beatの名曲「Forever」がリリースされたのが2014年のことなんですよね。この曲確かSONYのイヤホンのCMにも起用されたりしてめちゃくちゃ注目された記憶があるし、事実ブリティッシュアクセントの発音とシューゲイザーチックな音楽性はモノホンが来たなって感じはあったわけで。まぁ結局のところこのシーンを引っ張るはずだったYkiki Beatがあっさり解散してしまったこととかもあって、上記のネオシティポップに食われる形で明確に見えない感じのムーブメントになってしまうわけです。
実際ネオシティポップ自体がそれぞれのアーティストに共通するのは"エモい"と"チルい"ということだけなので、Never Young BeachとSirupみたいな明らかにルーツが違いますやんって人たちもネオシティポップにされてしまう現状はあります。
上記の記事は2016年に書かれたもので、ここでは地方都市をテーマにUS/UKのインディーシーンからの影響を受けたバンドたちによる新たな盛り上がりが見られているということが書かれており、間違いなく10年代中盤でインディーシーンで地殻変動が起こりつつあることが窺えます。
余談ではあるが、本家オルタナティブロックも大学のカレッジラジオというある意味若者文化がそのまま反映されたコミュニティの中から発展し、地方都市のライブハウスで活躍していたバンドたちがそこから頭角が現してきたという歴史がある。USだとジョージア州アセンズのR.E.M.、ミネソタ州セントポールのHusker Du、UKだとマンチェスターのThe Smithsといったバンドが挙げられるだろう。
このカレッジラジオがサブスクのプレイリストに置き換わったのが今の日本のオルタナティブロックシーンなわけで、つまり誰かがまとめたプレイリスト一つで強大なシーンを作り上げることも理論上は可能なのかもしれません。
そして時は満ちた。2020年、10年代前後に産声を上げたGEZAN、THE NOVEMBERS、BBHFの3バンドがそれぞれキャリアハイとも言える傑作をそれぞれリリース。今回紹介するバンドとは毛色は違うかもしれないが、いずれもオルタナティブロックという括りに入れられるであろう彼らが傑作を出したのは、日本のロックシーンに新たな展開をもたらしたのかなと思ったんでね、今回はそんな今熱いバンドたちの中でも若くて活きのいいバンド(原則として1stアルバムが2015年以降にリリース)を紹介出来たらと思います。
1.NOT WONK
まずは間違いなく現在の日本のオルタナティブロック、ならびに地方都市のシーンを引っ張るであろう苫小牧の雄NOT WONKですね。この記事を書こうと思った時に一番最初に思い浮かんだのが彼らであり、絶対に外せないよねって思わせてくれた一組なんですよね。このバンドを一言で表すならば"とにかく熱いバンド"であるということだ。そんな熱狂の渦の中で光る卓越したソングライティングは圧巻だ。
2016年にウォールオブサウンドとも言うべき分厚いギターロックを奏で、初期衝動の具現化のようなハードコアをかき鳴らす「Laughing Nerds And A Wallflower」、「This Ordinary」といった傑作を立て続けにリリースし、当時上陸したばかりのSpotifyのロック系プレイリストでもプッシュされたことで、地方のアンダーグラウンドシーンを代表する存在に。2017年発表の「Of Reality」以降はよりソングライティングの面で飛躍的に進化しており、最新シングルの「slow burning」ではワールドミュージック的な境地を見せた今後が楽しみなバンドである。
おすすめアルバム「This Ordinary」
2.DYGL
つづいて紹介するのは日本のインディーロックシーンではもう絶大な存在感を得ているであろうDYGLである。このバンドには前身の存在にあたるバンドが存在する。何を隠そうあのYkiki Beatである。シーンを牽引するはずだったYkiki Beatこそいなくなってしまったが、同時並行して活動していたこのバンドが本格的に活動し、しかもYkiki Beat以上にディープなガレージロックを鳴らしていたことがネオシティポップの裏で負けじとこのシーンが踏ん張れた根強い要因かもしれない。
このバンドを一言で表すなら"本格派"であるということ。前身のYkiki Beatの時からブリティッシュアクセントを使っていたように元々本格派志向なところはあるが、現時点で発表された2作のアルバムは共にニューヨーク、ロンドンと海外で制作されている。その甲斐あってか彼らの楽曲は国産というよりは、Beach Fossilsら本場のサーフロックの雄たちとも引けを取らないくらい、もはや完全にモノホンの香りが漂っているのだ。
おすすめアルバム「Songs of Innocence & Experience」
3.突然少年
ここまで海外志向の強いタイプのバンドが続いたが、次に紹介したいのはゴリゴリに日本のバンドである。今から20年ほど前に日本のオルタナティブロックシーンに純国産オルタナティブロックバンドとして大きな影響を与えたのは、河合塾に通い始めてはや3年の医学部志望の浪人生みたいな見てくれをした男、向井秀徳であった。少し時が経つと日本のパンクシーンに淡い純情と文学性をもたらしたのは、受験失敗の腹いせで線路に降りて山手線を運航停止にしてしまいそうなヤバさを兼ね備えた男、峯田和伸であった。そんな二人を融合したようなして出てきてしまったのが大武茜一郎というこれまた駿台予備校に通うも受験失敗した挙句、バスで優先席に座るか否かでおじいさんと揉めそうな男である。
今最もホットなライブバンドと言われるだけあって、2019年だけでも142本のライブを行った実力者であり、去年のフジロック配信でも素晴らしいパフォーマンスを見せていた。サウンドはとにかくどこまでも突き抜けるくらいストレートなハードコアパンクだ。歌詞は思春期のやるせなさみたいなものが生々しく描かれており、銀杏BOYZやサンボマスターのような切実さが溢れている。
おすすめアルバム「心の中の怪獣たちよ」
4.Waater
4組目は秋田出身の幼馴染5人で2018年に結成とかなり若いバンドであるWaaterだ。アー写とかを見てると先ほどまで紹介したバンドと比べてぎらついたスター感があって、高円寺あたりの古着屋でビリビリに破けたジーンズをこれ見よがしに勝手そうなファッションオタク感は否めない。しかし曲の方は80's~90'sのシューゲイザーやノイズポップからの影響を受けたジャングリーなギターサウンドが持ち味の、ドリームポップ好きにはたまらないインディーギターロックを奏でている。
まだまだ結成されてから日の浅いバンドなだけあって、Spotifyの月間リスナーなんかもおっそろしいほど少ない。しかしこのようなローカルな素晴らしいバンドに巡り合いやすくなったんだからほんと幸せな時代になったもんですよ。去年リリースした新作「frozen」では、まさかの32曲収録(ただし収録時間は1時間2分であれ???)というスーパーボリューミーな一枚に。創作意欲にあふれる彼らの今後に期待。
おすすめアルバム「Escapes」
5.W.O.D.
W.O.D.の特徴はなんといっても歪んだギターリフなどに象徴されるような生生しさと荒々しさが共存したグランジサウンドであるのは間違いない。個人的にはギターもいいけど、Ken Mackayによる極太なベースサウンドがめちゃくちゃ好き。そういえば極太と言えば、よくラーメン屋に行くとき麺の太さを選んでくださいと尋ねられることはみんな経験されてきてると思うが、ああいう時太麺を頼む人は見かけることはよくあるが、細麺を頼む人ってあまりいない気がするんですよね。これって僕だけですかね?僕だけですね。ラーメンと言えば、ここで紹介されてるバンドは言うまでもなくラーメン屋で例えると知る人ぞ知るスタミナラーメン達なのだが、W.O.D.はその中でも知る人ぞ知る超こってりとした裏メニュー的なバンドなんですよね。
2019年リリースの2ndアルバム「1994」は全曲一発録りを敢行という荒業を成し遂げた甲斐もあってか、アルバム全体にいい感じの緊張感と力強さが感じられる傑作に。そういえばこのアルバムにはThe Strokesの作品にも携わったヨシオカトシカズがプロデューサーで参加しているんですけど、先ほど紹介したDYGLも1stアルバムにアルバートハモンドJrが参加してたりと、ここの界隈とThe Strokesってなんか縁があるんですよね。まぁそんなわけでとても良質なグランジロックを奏でており、幅広いロックリスナーに受け入れられやすいバンドかなと思います。
おすすめアルバム「1994」
6.Tomato Ketchup Boys
個人的2020年最優秀若手ロックバンドの一つがこのTomato Ketchup Boysだ。静岡県浜松市出身、2017年に結成された3ピースバンドで、ガレージロック、パンク経由のまさにこの記事の趣旨に沿ったような正統派オルタナティブロックであり、若手アーティストの登竜門で知られる「出れんの!?サマソニ!?」にも2018年に出演しているまさに期待のニューカマーである。(ちなみにこの年はNo Busesや秋山黄色といった今のシーンでもバリバリに活躍しているアーティストが出ている)
そして2020年末に万を持してリリースされたSF映画を彷彿とさせるようなジャケットが印象的なデビューアルバム「The First Encounter Of This Odyssey」は、彼らが心から愛するガレージロックやエモの要素が大爆発した傑作となった。そしていかにもライブハウスで映えるような熱い楽曲だらけで、まだ彼らのことを知らないリスナーにもぜひとも聴いてほしい傑作なんですよね。
おすすめアルバム「The First Encounter Of This Odyssey」
7.Luby Sparks
7組目のLuby Sparksは国産シューゲイザー/ドリームポップを語るうえでは外せないバンドだ。2016年に現役大学生5名で結成されたLuby Sparksは、結成から3回目のライブでThe Billinda Butchers(US)、Manic Sheep(台湾)のダブル来日公演(その二組誰だよって質問はNG)にDYGLと共に出演、同月に発表した1stカセットシングル「Pop. 1979」は即完と、結成直後からライブハウスでメキメキと頭角を現していった。その後もThe Pains Of Being Pure At HeartやThe Vaccinesといった大物たちのサポートアクトを務めたり、出れんの!?サマソニ!?2017への出演など確かな実績がある期待のニューカマーだ。
このバンドが奏でる素晴らしい楽曲群の数々は、Cocteau TwinsやLushといった偉大な先人たちが鳴らしたノイズのサイケデリアに通ずるものもあれば、DIIVやBeach Houseなど海の向こうのドリームポップとも共振するなにかを感じさせてくれる。国産ドリームポップでこのくらい高いレベルのバンドがいるとなると、まだドリームポップを知らないリスナーは異国のバンドを掘ることなく、彼らでドリームポップを完結させてしまうんじゃないかってくらい末恐ろしいバンドだなと感じてしまいますね。
おすすめアルバム「Luby Sparks」
8.No Buses
No Busesは今回紹介するバンドの中でもDYGLと共に十分すぎるぐらいの知名度を持ってるバンドだと思いますね。2016年結成でUKガレージロックリバイバルが生んだ神童Arctic Monkeysの楽曲が由来のバンド名の通り、UKガレージロックの色合いが強い楽曲が多いです。シュールで独特な世界観なMVと個性的なルックス、そして洋楽っぽさがすごく感じられる高クオリティな楽曲群が話題を呼び、音楽好きの間では2019年最注目の若手として見られるだけでなく、国外からも注目を浴びることとなった。
2019年にリリースされたデビューアルバム「Boys Loved Her」は、同年リリースされたDYGLの「Songs of Innocence & Experience」と共に10年代国産オルタナティブロックシーンの未来を指し示す作品になったように思われる。程よい粗削りさが魅力のDYGLと比べて、アートスクール的なスマートさが感じられるのがNo Busesなわけで今後シーンの中心をひた走るバンドなのは間違いない。
おすすめアルバム「Boys Loved Her」
9.リーガルリリー
リーガルリリーは今回紹介するバンドの中だと少し浮いて見えるかもしれない。彼女たちはその活動スタイルなどを見ると、一見ロキノン系にありがちないわゆる量産型と言われがちかもしれない。しかし曲を聴けばわかるが根っこにあるのはグランジやシューゲイザーといった、先述のバンドと出自はほぼ同じだということが窺える。彼女たちにまつわる興味深いエピソードがあるのだが、2016年にシアトルでライブを敢行した際、一番ウケが良かったのが本場アメリカでもウケなギターポップはなく、彼女たちの代表曲「リッケンバッカー」などに見られる邦ロックっぽさのある曲だったらしい。
そんなシューゲイザー、グランジと邦ロックの間で揺れ動くこのバンドは、抜群に聴きやすいキャッチーさがある。この感じって峯田和伸の詩世界が色濃く反映されながらも音はゴリゴリのノイズミュージックな銀杏BOYZとか、本場USのオルタナティブロックに急接近したことで海外でも知名度を得たthe pillowsなんかと通ずるものがリーガルリリーにはあると思うんですよね。そんなわけで邦ロックが好きな人がこれからディープなインディーロック聴くってなった時の窓口としてもおすすめかも。
おすすめアルバム「bedtime story」
10.羊文学
現行の国産オルタナティブロックにおいて、最も成功が確約されているというか、まさか女子大生の選ぶ2021年のトレンド予想10位に選ばれるくらいの知名度を獲得するとは。2016年にフジロックのROOKIE A GO GOの出演を皮切りにじわじわと知名度を広げていき、2018年にリリースした初のフルアルバム「若者たちへ」、そして同年にリリースされた屈指のアンセム「1999」によって一気に日本のロックシーンの未来を担う注目の若手として頭角を現していった。そして2020年にはメジャーデビューと2ndアルバム「POWERS」をリリースした。
とはいえ羊文学の音楽性って結構ゴリゴリに残響感強めなシューゲイザー、オルタナな色合いが強く、とても一般ウケするようなものではないのになぜ国産オルタナシーンの中で頭一つ抜けただけでなく、ここまで広い支持を得ることができたのか。シューゲイザーベースながらもスリーピース体制であることで一般層にも程よい聴きやすさがあること、文学的な歌詞とどの層にも刺さるであろう心地よいメロディの楽曲群、いろいろ理由はあるだろうが最大の要因は塩塚モエカの声だろう。曲によって絶妙に力加減を変えてくるその声は、胸に突き刺さるような強さを感じることもあれば、そっと包み込むような優しさをも感じさせてくれる。20年代を代表するシンガーの一人になるのは間違いないだろうし、今後どのように進化していくのか楽しみなバンドだ。
おすすめアルバム「POWERS」
いかがだっただろうか?
10組に明確な共通点があるとすればギターがめっちゃなってるぐらいだと思うが、オルタナティブロックという言葉自体が大雑把な概念なんでそんなもんだと思ってください笑。今回紹介したバンド以外にも素晴らしいバンドは数多く存在し、今後の展開が非常に楽しみなシーンなのでぜひぜひみなさん注目しといてください。