本と年収の関係 ―家に本が10冊もない人は危機感をもたないとヤバい話―
家に10冊以上本がない?
それだと年収上がらないから危機感持った方が良いよ。
といった話をします。
読書をしない最大の問題は、知識のアップデートが止まってしまうことです。
特に、ビジネス書や専門書を読まないことで、業界の最新トレンドや新しい考え方から取り残されてしまいます。
これは例えると、いつまでもWindows 7のままでパソコンを使い続けるようなもの。
古い状態のままで仕事を続けることになるので、結果として市場価値が下がっていきます。
最悪の場合、年収が下がる可能性があります。
さらに私たちは本を読まなくなると、
視野が狭くなるので、新しいビジネスチャンスを見逃す(例:AIなど)
スキルがアップしないまま仕事をするので、年々問題解決能力が低下し、仕事の質が落ち続ける
新しい言葉や表現を覚えないため、語彙力が乏しくなり、コミュニケーション能力が低下する
能力が10年前と変わらないため、昇進・昇給の機会を逃す
会社をクビにになって転生しようとしても、古いバージョンのままなので転職市場での競争力が低下する
といった問題が起きます。
実際、全9か国計5,280人を対象にしたパドヴァ大学の研究では、
家に本が10冊以上ない人は、10冊以上読んでいる人に比べて年収が21%低下する(R)
といった結果がでています。
では、どうすれば良いのか?
少なくとも、毎日15分でもいいから読書時間を確保する必要があります。
いくつか方法はありますが、オススメは次の3つです。
1 通勤時間を活用する
2 オーディオブックも積極的に活用する
3 読んだ内容を実践に移す
1 通勤時間を活用する
電車やバスで通勤している人にオススメの方法です。
毎日の通勤時間を読書にするだけで、自然と読書時間を増やすことが可能です。
通勤時間の活用方法についてはこちらの無料ブログで解説してます↓
2 オーディオブックも積極的に活用する
歩いて通勤してる人や、買い物などで外を歩く時、ジョギングなどの運動をしている時などで使える方法です。
Amazonのオーディオブルはこれまでベストセラーになった本も含めて聴き放題なのでオススメ。
移動時間が多い人は、無料で試せる最初の30日間だけ試してみるのもアリですね。
3 読んだ内容を実践に移す
知識を体得するまでの流れは大きく次の3つです。
1知らない
2知っている
3使っている
1→2は簡単。
シンプルに学んで知ればいいから。
でも2→3くらいで全体の10%くらいに落ちる。
本から学んで知ろうとする人は凄いけど、使える人になると超最強。
また、読んだ内容を実際に使おうと思えば読書の飽きも回避できるので、読書時間をしっかり確保するうえで効果的です。
読書の飽きをなくす方法については、こちらの無料noteでくわしく解説してます↓
私も本を読まずにアウトプットを優先してた時期があったのですが、知識がまったく更新されなかったので、出てくる情報がずっと以前のままだったんですよね。
アウトプットも大事ですが、それだけだと時代にはついていけない。
やっぱり同時に本から新しい情報もいれておかないと、自分を成長させることはできないなと感じました。
本からのインプットも増やして知識のアップグレードを続けたら、読者の反応も上がって、質の高い情報を届けられるようになります。
過去に本をたくさん読んでいる人であっても、専門書から知識を学び続けるのは大事ですね。
なぜなら本を読むことは、将来の自分への投資と同じだからです。
1冊3000円の本を読んで、年収が30万円上がれば、投資利回りは10000%になります。
自己投資が一番コスパいいっていいますが、こんな美味しい投資、他にないですね。(実際利回りが高い投資でも125%くらいなので)
自分のキャリアや資格取得につながる専門書を読めば、自分の年収増につなげられます。
ただし、専門書はただ読むだけでは覚えられません。
自分にとって重要な部分をしっかり記憶する方法を知る必要があります。
専門書から知識をたっぷり吸収する読書術については、こちらのnoteで購入できます。
これを学んで、毎日1日15分の読書ができるようになれば鬼強いです。
発売した有料noteのなかでもっとも売れているので、効果は保証いたします。
サンプルで読書術を1つ無料オープン中。
参考までに記憶に残す読書術がどんなものか知りたい人はどうぞ。
【記事執筆】あすか
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参考文献・データ等
・Giorgio Brunello, Guglielmo Weber “Books are Forever: Early Life Conditions, Education and Lifetime Earnings in Europe”