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夕日が見えなくても諦めないで。天使の梯子が降りてくるよ。〜薄明光線を撮影する方法とハーフNDフィルターの活用実践〜

田舎町の南国から大都会、東京に戻ってきた。ぬくぬくのほほんとした空気や時間は愛して止まない。東京は、みんな何かに追われているのかと思うくらい歩くのが早い、今すれ違った人の顔覚えていますか?バスの運転手さんの顔覚えてますか?私も東京にいる時はそうなのかもしれない。人は環境でこんなにも変わってしまう生き物なんだなとカフェでいつものおねぇさんにブレンドを頼みながら思っていた。

さてさて、今日は美しい自然現象の薄明光線(天使の梯子)の撮り方とハーフNDフィルターの活用方法について書こうかな。

もう何年も、何回も、夕日も薄明光線も見ているけど沖縄の夕日は格が違う。美しさしかり、太陽光の強さといったら、、写真を撮るには本当に苦労してきた。なかなか思うように、見たままに撮れなくてずっと考えていたけど、私の中で答えが出た。

それは、とても簡単な事だった。ハーフNDフィルターを使えば撮れるじゃない!頭の中で計算する、ほんとは海の波も消したいけど太陽光が強すぎてND10000とか使わないと消せない。とりあえず今回はこれでいこう!と。

◼︎cokin角形フィルター/EXPERT KIT

ND4、ハーフND4、ハーフND8、フィルターホルダーと4つのアダプターリングを含み、Cokinのクリエイティブフィルターシステムを始めるのに最適なキットです。NDは光量を減らし、モーションブラー*の効果を得るためにシャッタースピードを遅くしたり、動画撮影において明るい状況下で被写界深度を浅くすることができます。ハーフNDは空と陸の露出バランスを整えます。*スローシャッターにより、動く被写体に意図的にブレを生じさせること。(ケンコー・トキナーHPより引用)

お値段は、税込¥13,640 これだけセットになっていてこの価格は嬉しい。本当は、ガラスタイプが欲しい所だが・・お試しなので我慢。

夕日を撮る上でまず大事なのは太陽の位置に合わせて移動しベストな場所を探すこと。
今回の撮影では海上保安庁海洋情報部の開示している情報を参考に撮影スポットを探しました。

今の時期(11月)、宮古島でNo1の人気を誇る夕日スポット『与那覇前浜ビーチ』も『17END』もあまり良くない位置にあります。11月のベストスポットは、来間島の『長間浜』遮るものも何もない絶好の撮影スポットになります。が、しかし!人が集まりやすい場所でもあるので撮影場所が確保できるか・・なので、隣のビーチ『ムスヌン浜』で撮影する事にしました。

◼︎来間島/ムスヌン浜

実は、前日に星空の撮影で訪れていた場所。そして、本当は教えたくない場所。でも、きっとこのnoteを読んでくれる人は撮影マナーを守ってくれると信じて公開します。

水平線に沈む太陽とその光が反射してできる太陽への道を撮りたかったけど雲がかかっていた。んー。と思いながらも待つこと1時間。やはり出ない・・頭を切り替えて天使の梯子をダイナミックに撮る事にした。

まずは、ハーフNDフィルターなしで。撮影してみる。

太陽光が強すぎて、絞ってもダメ。シャッター速度速くしすぎてもダメ。感度を下げてもんー。なかなか納得のいく写真は撮れない。

でも、ハーフNDフィルターを使用すると・・

天使の梯子ばっちり!雲も白トビしないでくっきり!さらに、NDのかかっていない水平線からしたの海はそのまま出てくれる。ぬぉぉぉ。と一人興奮しました。スーーーっと降りてくる感じとても、とても素敵だ。自画自賛してしまう。いや、私の腕ではない、相棒のチカラは偉大だ。

少し色味を変えてあるオーバー気味に撮影するとまったく違う印象になるが、これはこれで好き。大満足。

あすかの2018年買ってよかったカメラアイテムNO1を受賞しました。

様々な撮影方法があるのでこれから少しずつUPしていきますね^^お楽しみに♪♪


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