コロナは難しくない
今日はよく口頭で説明する事を文章化してみようと思います。
〈間質性肺炎〉
コロナはこのタイプの肺炎です。
肺の一番深いところ、肺胞、という部分が固まる(繊維化)する。そうして硬くなったところへスパイク状のウイルスが刺さり炎症を起こします。
例えるなら、指にトゲが刺さります。指先が柔らかければすんなりトゲを抜く事ができます。一方、指先が硬ければトゲは皮膚に引っかかってうまく抜けません。抜けなければやがてその部分は赤く(炎症)を起こします。
肺胞が柔らかければ感染せずに済むのです。
〈肺胞はなぜ固まるのか〉
肺胞は通常ガス交換を行います。
酸素と二酸化炭素を交換するのです。
しかしこれには条件があります。それは、〈大動脈小体〉というセンサーを作動させる事です。
大動脈小体は二酸化炭素が一定量に達したときに作動します。二酸化炭素が一定量に達しない時は作動しないのです。
作動しない状態が長期間続くと、肺胞は使われず繊維化してしまいます。いわゆる、気づいたら呼吸が浅くなってしまう状態です。
〈肺胞を動かすには?〉
そこには呼吸と食事の関係性を知ることが大切です。
二酸化炭素を食事による代謝産物として生み出すのです。
現代の穀物を主食としたエネルギー代謝では生み出せません。穀物をメインエネルギーとして生み出されるのは乳酸です。
3食穀物・炭水化物を補い続ける生活スタイルでは、細胞の外で酸素を使わずに乳酸を生み出す代謝がエンドレスで行われます。
二酸化炭素を生み出す経路は、通常電子伝達系と呼ばれ脂質をメインエネルギーとした代謝です。
この経路を通常運転させれば、肺胞も滞りなく動きます。
〈変異性のウイルス〉
ウイルスや菌のほとんどは〈嫌気性〉といい、酸素がある環境では生息することができません。しかし、コロナなど酸素のあっても生息できるタイプもいます。
酸素があっても生息できるタイプは、破れた細胞膜から侵入し遺伝子情報をウイルスに都合の良いように書き換えます。
こうしてウイルスもバージョンアップしてゆきます。
細胞膜が均衡を崩して破れるのは、血液の酸性度と関係があります。また血液が酸性である事は、ウイルスにとっても都合の良い環境でもあります。
前述の通り、乳酸がエンドレスで生産されれば血液は酸性に傾きます。
〈感染予防〉
肺胞を柔らかく滞りなく動くようにする事です。
そのためには食事と呼吸の関係性を理解しましょう。
肺胞が固まっていないかどうか病院で検査すると、大きなリスクと大きな経済的負担がありますが、ご自分で分かる簡単な方法があります。
①くびれはありますか?
②おへそは縦ですか?
①と②に当てはまる方はマスクも不要です。感染の心配もありません。
①にも②にもあてはまらない方は要注意です。
大丈夫かどうか気になる方はお問合せください。