アラサーも終盤にかかったというのに
私は今30代ギリギリ前半、「アラサー」を自称し始め既に5年以上になる。
その年代に足を踏み入れる際にはドキドキしつつも自虐気味に「アラサーなので‥」と言えるお姉さんになったことを、憂いながらも誇らしく思っていた節があった。しかし25歳の私よ、アラサーは30歳超えてからが本番だよ。
突然何って感じではあるが、20代後半(28歳〜)から30代前半(33歳)って本当に色々なことが起きる。
自分自身に何か起こるとは限らない。これまでの友人関係(コミュニティ)、家族、職場の変化含めである。外的要因は手放しにハッピーになれることよりも、どちらかというと苦しく感じることの方が体感的には多かった。
例えばライフイベント。
私はどうも「自らの道をいくタイプ」「バリキャリタイプ」と思われやすい。別に間違っている訳ではないが、まだまだ世の中で一般的とされる人生のマイルストンをガン無視していける程基本的に強くはないのである。
むしろ誰よりも「一般的」を理解しているからこそ、職場でのポジション確立や早めの昇進、友人への寄り添いが出来ていると考えている。そこすっこ抜けてる人多過ぎやしないか?
アラサー女子であれば多かれ少なかれ経験したことはあると思うが、本当にライフイベントに「興味がない」「今じゃない」と思っていても、それを発すると「強がり」と思う人が少なからずいる。ひどい場合は「幸せだから僻んでいるんでしょう」という人さえも。
なぜお前のお気持ち起点でそこまでジャッジできるんだ、という腹立たしさに似た驚きを覚えつつも、もう最近はとりあえず何も意見しないという所に落ち着いた。これは、意見を求められても、である。
故にここ数年は自らの願望や考えの発信をすることが非常に億劫だった。
でも日々やってくるネガティブな気持ちをどうにか昇華させようと試みたことで、私はアラサー期間で中々の内面の成長があったと思えるのもまた事実。
所謂「ミドサー」の門をくぐるまでに、ここ数年での出来事や考え方をまとめようと思い筆をとった。
筆を取ったきっかけ?そりゃモヤモヤすることがあったからだよ。
成長があったと思っていると書いたけど、この年代はモヤモヤすることばかり。アラサーも終盤にかかったというのに、まだ私は対処しきれないこともあるのだ。