Hello Hello Hello, how low? - 常磐線舞台芸術祭について思う
常磐線舞台芸術祭について私は95%部外者である。でも、下記のクラウドファンディングに些少ではあるが寄付したので、その点について出資者のような気持ちで「そもそもどうしてこうなったの?いや、お金の問題ぐちゃぐちゃにしたままで、一般の観客また常磐線沿線の各公共施設使用したりしてる公的なイベントを終わったらだめでしょ…」というのが出発点としてある。その為私としては、最後まで「お金足りなくなっちゃったからみんな元気球をオラにくれ!」はいいけど、じゃあどういう支払いして収支はこうなりました…という会計検査はしっかりトラックしていきたいと思っている。
https://readyfor.jp/projects/jobanline-paf
それで自分なりにインターネッツ使ってできる範囲の情報検索をしてみたんだけど…
まず公式WebサイトのWHOISね。
が公式WebサイトでWHOISの結果は画像。うーん、特に情報は無し。ちなみに公式Webサイト見ても主催が誰で、お金についてはこうです、ってような情報はほとんど無いです。
次、クラファンReady Forのページに書いてある情報を参照。常磐線舞台芸術祭の主催は「常磐線舞台芸術祭実行委員会」「一般社団法人常磐線舞台芸術祭」「一般社団法人OSPA」の3者だという。
「常磐線舞台芸術祭実行委員会」の個人名も書いてあります。地元の殿様の子孫から有名な演劇人や作家さんなどなど。
「一般社団法人OSPA」は国税庁の法人番号検索サイトで検索するとちゃんと出てきますね。これはプログラム・ディレクターの柳美里氏が南相馬で経営している書店フルハウス+劇場の運営をしている一般社団法人らしいです。
で、最後肝心の「一般社団法人常磐線舞台芸術祭」がね…国税庁の法人番号検索サイトで検索してもヒットしません。OSPAに習って福島県南相馬市にある「その他の設立登記法人」区分で検索しヒットした法人360社全部見ましたけど無かった。ちなみに小高区の法人検索したら昔のバンド仲間の実家の商売とか同級生や親戚の家業であるだろう法人名とか出てきてなかなか面白かったです。みんなちゃんとやってるのねー。観光協会とか寺社仏閣、各種プロ士業の組合から養蚕や森林の組合もちゃんと登記してあるんだけどな。というわけで、「一般社団法人常磐線舞台芸術祭」と名乗ってましたが、当該法人格が登記されたかは現時点で謎に包まれています、ということが分かりました。
私のクラファン大丈夫かな???
いやまぁ、柳美里氏が最後まで責任もってやります!ってぺけったーでおっしゃってるから注目していこうと思います。
所で話は微妙に関連しているかもしれないのですが、今回の常磐線舞台芸術祭にもかかわっている女優さんや劇作家さんについて調べてたらこんな地元記事がヒットしまして。セクハラ事件ですね。劇作家さんが劇団作って福島県浜通りに移住して地元に演劇を広めたい!ということでやってたみたいなんですけど、福島県浜通りの世界的に有名なまでいな村こと飯舘村出身の女優さんがね、セクハラされたということを裁判に訴えている模様です。
知らんかった…
この記事読む限り、そして当事者女優の大内さんツイッターやその他インターネットで探せる情報を見る限りにおいて、女優さんの方はかなり詳細に色々話しているし証拠もあるし何よりずっと表に出てきている、先の芸術祭にも出演している…のだが訴えられた劇作家?の方は本人公式Webサイトでやってません!できた人間じゃないけどやってないし、劇団でセクハラ研修やったし。てか女優のOさんねお前には言いたいことが色々あるんだよ…
と恨み節ともとれるようなことを書いていらっしゃるのですがその割には表舞台にちっとも登場してきません。裁判にも出てこないそうですし、今回の芸術祭からは外されてますね。
いやー、演劇界闇深いってよく言われますけどね…どうなんでしょうねこれ?女優の方が原高演劇部出身ってどこかで見かけまして、俺が地元に居たころかかわったことありますからね…他人事とは思えなくて記事書いちゃいました。さーて。どうなるのかなー。
まぁね…
30年前のJKギャルだった私も演劇やってたんですよね…(笑)この福島県の浜通り地方で。地域の大会…発表会だったのかな?もう忘れたけどが実施されたのは楢葉町のコミュニティセンターだった。固定席で809席あるド田舎の立派な大ホールですよ。田舎の人口も少ないところにこんな立派なホールがあったのはなぜでしょうか?バブルだから?Not in my back yardな施設が地元にあったからです。そう、東京電力福島第一原子力発電所。原電立地には迷惑施設建てちゃってごめんねってことでかなりの交付金が落ちるわけ。だから楢葉町には立派な施設が色々あった。他に有名なところはJビレッジ。
ここで、原高の演劇部、双高の演劇部、磐女とかもいたっけな。(地元民アピール)(大昔の話ですので分かりやすくね)私が出演した劇はオリジナル戯曲で当時原町市(現・南相馬市原町区)にある古い映画館がバブル時代にもう廃業しよう、ってなった時にお父さん頑張ってよ!とか励ます娘さん役だった。演劇部顧問の作品。地元の人ならああ、あの映画館のことだねってすぐわかる話です。
まぁそういうのにね…別に出るつもりは無かったけれども出演したんですよ。演劇部顧問は高校教諭として普通に授業を受け持ってたんだけど…授業が終わるたびに私に声をかけてくるわけ。「おい、あず。お前は背が高いな」「あずは声もでかいな」「あずは舞台で映えるんじゃないか?」…マジで言われましたね。それでとにかく演劇部員へスカウトされましてそうなったわけです。当時メインの部活は別にあって、でもこういう感じで助っ人でブラバン手伝ったり演劇やったり英語スピーチ大会出たりしたな…ちなみにこの教諭は当時から非常に演劇活動に熱心な人で、先に出た原高でも演劇部顧問やってたはず、地元の同世代以上なら知ってるかも?H先生です。
っていうことをおばちゃんは思い出しちゃたわけですよ。以下の記事とかね、すごくいいこと言ってる。このイベントによって色々目指すところはあったんだと思う。それがシンプルに実現できたら本当に良かった!けれど…
演劇やアートの活動は別に30年前から福島県浜通りに小規模ささやかにど素人の部活とかその程度でしたけどありましたよ!何にもなかった訳じゃないッス、そこは経験者として一応言っておきたいwwwいわき市にね現代アートの美術館があるんですよ。学校の遠足で行った記憶がありますwそれで私は何となく現代アートは難し気な顔してっけど好き嫌いで楽しめばええやん、と学びました。
まぁ誰の人生にも晴れの日もありゃ雨の日もあるのは当然だし、昔は演劇の場での熱血指導と言われていたことが現代じゃハラスメントになってしまう。そんなことは想像に難くない。私が顧問に背が高い、声がでかいって言われたのだって受け取り方次第じゃルッキズムだのパワハラと言われるわけです。今年の甲子園に出ているKO高校は高偏差値私立校ながら激戦の神奈川県トーナメントを制覇したわけです。坊主頭じゃなくていいよ!という一般の甲子園に出場する高校とは全く違う指導方法をしている…そういう子達が勝ち上がってくる、いい時代ですよね…
まぁそんなことを色々考えた次第です。ちなみに私は女子高生当時の演劇部顧問に強引に部員に勧誘されはしたけど(苦笑)ハラスメント的な指導は一切なかったことはお伝えします。強引ってまぁ、だってさ…全くその気なんか無かったのに…進学クラスで、私にとっては得意科目の担当教諭に、お前自分が顧問の部活メンバーになれよって何度も誘われて断れる人居ますか?勿論舞台映えするぞ!とか言われていい気分におだってたことは否定しませんwwww(おだってるとは、調子に乗ってるという意味の当地の方言、仙台あたりまで通じます!)
追加した画像は手持ちの中で福島県浜通りって言っても複雑な歴史があるのよ、がよくわかるかな?と思って選びました。福島県立博物館にある展示パネル。今回のイベントに宮城県北部までちょっと入っている理由、気になった人は調べてみてください!