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奇跡の人



あっという間の3時間

えっ、もうそんな時間たったの?

体感1時間くらい

濃密な時間でした

明日なんて考えない、全力な舞台

わたしでは想像さえできない、気力と体力

感動とは違くて、呆気にとられた

それほど引き込ませる舞台だったのだ


ヘレンとはいったい何者なのか

名前だけは知っていたけど

そんな知識がないままの舞台観劇だった


なるほど

生まれた時から目、耳が不自由というのは絶望的である

何のために生きてるのか、生かされているのか

わからないまま過ごしてきたヘレンは

自由に過ごすことを許されていた我が家では

ペット同然であった

ペットから人間になるのはとても困難だ

それだけでも凄い人なんだなと


生涯をかけてヘレンを支えた先生はなぜ

その人生を選んだのか

愛の深さということなんだろうな

勝手に理解するようにした

わたしにはまだわからない

もしかしたら死ぬまでわからないかもしれないことだから


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