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β-193 おおふな
よく新幹線で途中駅はここに停車しますという指標で、停車駅のランプが点灯していたり、駅名がしっかりと表示されていたりという光景は見たことがあるとは思うけれど、在来線でなかなか見る光景は、例えば京急のソラリーとかでは見ることがあっても、大船駅のようなものにはなかなか出会えないかもしれない。
私が大船駅に向かうと、必ず確認するのがこの発車標だ。
改札口にどんと表示されている、東口にも西口にそれぞれ。
普通なら、方面と乗り場ごとに仕切られて2-4行のLEDやLCDによる表示がデフォルトではあるのだけれど、この大船は新幹線の駅にあるような感じの発車標で、東京都心方面と小田原・横須賀方面の列車が向こう10本分記載されている。
行先も千葉や成田空港、籠原、高崎、宇都宮など、多彩であるけれど、たぶん通しで乗ろうとするひとはなかなかいない(いるけどね、きっと)からひとまとめにして、品川や横浜に向かうひとむけに直近10本はこの時刻に入線して発車するよという合図なのかもしれない。
その証拠に上野までの停車駅しか表示されてないので。
こうしたダイナミックな発車標はJR東日本管内においてはここしかない。
他の大きな駅は路線やのりばごとに直近2本をお知らせする体裁をJR東日本は取っているから(新幹線は4本あるところもあるけれど)、10本一挙を味わいたければ、ぜひこちらへ。
初めてなら、感動するかも?
しないか、そうだよね。
ではでは、あした・の・β<ベータ>でした。
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