β-334 33-4
334回目の今回は33-4について話してみようかと。
この羅列でもしピンときてしまったひともいるかもしれません。
なぜか風化されない記憶、もう16年前のできごと。
2005年の日本シリーズ、セ・リーグ代表阪神タイガース、パ・リーグ代表千葉ロッテマリーンズ。
セ・リーグ覇者の阪神、レギュラー3位ながらプレーオフを勝ち取ったロッテの顔合わせ。
阪神に分があるかと予想した方もきっと多かったことだろう。
しかし、蓋を開けてみれば第1戦で10-1、第2戦で10-1、第3戦も10-1でロッテが勝利し、王手となった。
第2戦は濃霧コールド、第3戦から甲子園、負ける気せえへん地元やしという意気のもと、ホームで巻き返していこうとしたところ、この結果となってしまった。
そして、第4戦、それまでのワンサイドからうって変わって、3-2という締まった試合となった。
制したのは千葉ロッテマリーンズ、阪神は一度も勝てなかった。
しかし、問題はどうして点数を合計してしまったかということだ。
恐らく、どれくらい差があったかを計上するために、足し算をしたのだろう、そしたら33-4という数値となった。
圧倒的過ぎる数値とその羅列、それこそがここまで風化せずにネタとして扱われてしまっている所以なのかもしれない。
33-3であったり35-5、34-3とかではあんまり綺麗にならずにそこまでまとまらなかったかもしれない。
そうなると、334のならびは不謹慎ながらしっくりくるものとなってしまったんだろうなあという感想を抱く。
私もこの334のならびが並んでしまうと瞬間に2005年の日本シリーズの結果を思い浮かべてしまう、阪神タイガースにとっては惨敗でむしろ無かったことにしたい案件にもかかわらず、自らネタにしてしまっている風潮がないわけではなさそうだ。
とはいえ、昨年の日本シリーズでも26-4だった、実力差は歴然だけれど、ここまでの差にはならない、その衝撃とやらもしっかりとあったんだろうなとは今となっては。
今年もプロ野球が開幕した、9回までで延長はなく、143試合をしっかりと行いつつ、感染対策を心掛けるというシーズンとなった。
制限はまだあれど、開催できるようになったことを喜ぶ一方で、再拡大の懸念もあるシーズンとなる今年のプロ野球、一体どのように推移し、シーズンを終えることになるのだろう。
怖い部分も少なからず、けど楽しんで見ていきたいあした・の・β<ベータ>でした。
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