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「マーケティング手法に関して思うこと」

お疲れ様です。asistobeレーベル成毛です。
前回の記事のスキマーク数が多く、調子に乗ってたら原因不明の湿疹が顔・腕などに出始めて、免許更新なのに困る日々を送っております。

今回は全く個人的な考察記事を書きたいと思います。
エンタテインメント業界問わず、色んな産業・業界でも頻繁に使用されている、マーケティング手法の1つにF1、M2などマーケット用語を使用した言葉が出て来ることが多々あります。
私どもの音楽業界でもプレゼン・プロモーションなどで『〇〇(アーティスト)のメインターゲットはF1層を中心に』や『〇〇(アーティスト)のターゲットはOLで』などのプレゼン・プロモーショントークを雨後の筍状態で、耳にすることが多々あります。
とやかく言う自分でも何気なく、当たり前のように使ってしまっていることが多いと感じます。

ターゲットマーケティングの詳しい記事はコチラを参考に
https://ferret-plus.com/12990

ただ、昔から関東で3本指に入る捻くれ者の著者は20年近く前からこのマーケティング手法って、今の時代にマッチしてる部分があるのかな?と疑問に感じております。
そこで今回の執筆にあたり、国会図書館で文献を調べようと思ったのですが、Googleで調べた方が早いと気付き、早速調べてみました。
マーケティング理論も1900〜1960年代にマーケティング1.0というものから時代と共に進化し、マーケティング4.0まであるらしいです。

文献記事はコチラ
https://swingroot.com/marketing-history/

その中でさらに深掘りしていくと、1970〜1980年代に開発されたマーケティング2.0を作った、アメリカの経営学者でマーケティング論の権威・フィリップ・コトラーの提唱したSTP分析からの発生に近いようです。

文献記事はコチラ
https://drm.ricoh.jp/lab/glossary/g00037.html

ここからは筆者の独断の考察になるのですが、例えば20代女性をターゲットにというセグメントの中に20代女子でも結婚し子供も居て専業主婦の20代女子も居ますし、大手外資系金融機関で高額の年収を稼ぐ女性など、こと細くしていくと様々な20代女性が居ると思うのです。

学生時代などもクラスの中に目立ち度を5段階で評価すると様々なセグメントに分けられ各グループによって趣味嗜好などの違いがあったように感じます。
日本のマーケット状況も高度経済成長が終了し、1億総中流社会を謳った時代も過ぎ、貧富の差、格差社会、インターネットの配備などより個人に視点があたるようになり、マーケットの形も細かいセグメントになりつつあるように思います。
今後、筆者が扱うエンタテインメント業界もマジョリティーをターゲットにする手法からマイノリティーをいくつ狙って数字をあげる手法などに思考をシフトしていくことが必要なのかもですね…

最後に時代と共に俊敏に考え方をシフトしていくという話に近い、俊敏だった対応の小話を、とある地方ラジオ局のアナウンサー兼編成スタッフの女性が(地方局は編成・制作・アナウンサーと兼務していることが多いです)オフィスで事務作業中にたまたま一般ユーザーからの外線電話を取り、「〇〇さん(女性アナウンサー)の笑い声がうるさいです」というクレームをご自分で取ってしまい、そのアナウンサーは咄嗟に「貴重なご意見として本人に伝えておきます!」と他人のフリをしたそうです。俊敏な思考ですね。

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