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音圧と音像の関係性について

asistobeレーベルで、主にアーティスト担当・マネージメントを担当してます、成毛(ナルケ)と申します。独身です。

メンバーの皆がとても素晴らしい記事を書いていて、元来こういう場で思いっきり笑いを取りたい性分なのですが、そこを見透かされ、レーベルマネージャーの浅岡より音楽理論的な記事でお願いします!とのオーダーを受け、思いついたのが人から得た話をパクるという手法でした(ちなみに発言者の許諾は得ております)。

まあ、カッチョよく言えば、80〜90年代にサンプラーという機材が一般化し、ハウス・テクノ・ヒップホップがサンプリング手法を使って、過去の楽曲のサンプルを使ってた手法になるかと。

サンプラーとは
https://ja.wikipedia.org/wiki/サンプラー

前段階が長くなりましたが、今回普段の業務で音源制作の最終工程で、マスタリングという作業をするのですが、神宮前のお洒落な場所にあるお洒落なマスタリングエンジニアで最近ダイエットに成功して調子に乗ってるKさんからお伺いした話を書かせて頂きます。

タイトルにある「音圧と音像」の関係性に関してです。

最初に説明するまでもないかもですが、音圧とは音の圧力(太さ)になります。そして、音像とは音の立体感になります。

詳しくは下記を参考に
音圧・https://kohrogi.com/?p=4279
音像・https://www.weblio.jp/content/音像

まず、説明より体験かと思いますので、下の図を見てください。

成毛nore写真1


あなたがライブに行き、好きな場所で聴けるとしたら、どこで見ますか?
目を瞑って想像してみてください。

例ですが、客席センターであなたはライブを見てるとします。

成毛note写真2


そこから音圧をもっと感じたいと思います。そうするとスピーカーに近づけば音圧を感じることが出来ますよね?

逆に音楽全体の音像をもっと感じたいと、、今聴いてる場所から後ろに下がれば更に音像を感じることが出来ると思います。

成毛note写真3

また、観ているステージがホールタイプの箱でドラム・ベース・ギター・ボーカルの4人編成のバンドだとします。

そのステージでベースをもっと聴きたいと感じたら立見から椅子に座ればベースが少し大きく聴こえるようになるかと。

更に豆知識披露しちゃいますが、ドラムのキックのドンという音のドの部分の音のEQは意外に高いところの音になります。

まあ、結局このタイトルの何が言いたいのかと言う結論なのですが、音圧と音像の関係とは反比例=対の存在になっていると言うことです。

なので、LIVEや音源制作の現場で、音圧と音像の両方を『もっとあげてー』と言ってるのは水と油、宮本武蔵と佐々木小次郎の関係性のように正反対の存在なので、極端に言えば難しい難題を突きつけていると。

逆に、現場でそのバランスを取りながらオーダーを出せれば、「この制作はわかってる人だ」と関係スタッフからの信頼を得られるようになります。

最後に個人的におすすめの音圧・音像ベストアーティストのご紹介

音圧No.1 Nin inch Nails「March Of The Pigs」ライブ映像
https://youtu.be/-ZJvHXm4cYM

音像No.1 One Dove「White Love」Music Video
https://youtu.be/Mi5ddXv9Hwg



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