2023年 ニュージーランドトロフィー 回顧

 エエヤン、エエヤンとザコシショウが連呼しそうな強い馬が出ました。
 先に何が強いかと言えば、前崩れのハイペースでかかりながら抜け出し粘ったという点です。
 こうゆう馬は無事であればこの先もかなり期待できます。
 まずレースですが、当然ドルチェモアが抜け出して先頭に立ちます。
 ラップタイムは
12.2
11.5
11.3
11.5
11.2
11.9
12.1
12.0
 ドルチェモアは道中、息を入れるタイミングがありませんでした。
 2番手以降は鼻を譲ってくれたので、落ち着かないと行けない場面ですが、久しぶりだからか馬はなかなか落ち着きませんでした。
 そうこうしているウチに3コーナーからまくられて更にペースが上がります。
 エエヤンもかかりながら3番手あたりをミルコはじっと馬をなだめていました。
 そして4コーナーでエエヤンは馬なりで先頭を伺いますが、後方勢も一気に押し上げてきます。
 最後の200mでエエヤンは一気に抜け出し後方勢を抑えてゴールイン。
 エエヤンは本質としては2000まで行けるみたいですが、今日のレースをみると東京1600はもっと厳しい競馬になるので、本番まで改善する余地はあります。
 ドルチェモアもここで息を入れて、本番は状態を上げてくるでしょう。

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