2023年 阪急杯 回顧

 新星アグリが4連勝で重賞初制覇を飾りました。
 アグリの馬主は最近活躍馬の多いABCマートのオーナーの三木正浩さん、調教師は短距離馬を扱わせたら右に出る者がいない安田隆行調教師、生産牧場はノーザンファームと、活躍が確約されたような馬が突然の様に現れました。
 母馬は海外でカラヴァッジオの子を妊娠中に来日したのでしょう、不覚ながら父馬のカラヴァッジオという種馬を知りませんでした。
 調べてみると現役中はエイダン・オブライエン厩舎で欧州の短距離界で活躍したみたいです。
カラヴァッジオ自身はアメリカ産馬で、日本でも馴染みの深いスキャットダディ産駒です。
 今年からカラヴァッジオは日本で種馬として導入されたみたいです。
 そんなカラヴァッジオの初年度産駒のアグリがいきなり名刺代わりに結果を出しました。
 アグリは基本的にアメリカ血統なので、日本の短距離レースとは相性が良さそうです。
 さて、アグリはスタート五分で出ましたが自分からポーンと抜け出すタイプではないようで、騎手に促されて先頭を伺う位置に出ました。
 鼻はメイショウが主張したので、すぐ2番手に収まりました。
ラップタイムは
12.0
10.6
11.3
11.3
11.2
11.2
11.9
 すぐ隊列が決まったので、息の入りやすい安定したミドルペースになりました。
 そのままポジション争いはなく、アグリは単独2番手で直線で抜け出しゴールインと、レース自体は大きな動きは無かったです。
 要は圧倒的一番人気のグレナディアガーズが案外で、差してくる相手がおらず、悠々とアグリは勝ったという印象です。
 まずは次の高松宮記念を勝って名乗りを上げたい所です。、

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