2023年　京都牝馬ステークス　回顧

　今後のスプリント戦において、馬券の買い方が変わる事を予感させる結果となりました。
　ララクリスティーヌがクビの上げ下げの競り合いを制し、見事初重賞勝利を飾りました。
　今後の1200〜1400mのスプリント戦において、ミッキーアイル産駒の牝馬は無条件に抑えておいた方が無難だと言う答えがでました。
　ここ最近だけでも、ナムラクレア、メイケイエールと現役馬でこれだけのスプリンターを輩出しました。
　ミッキーアイルは現役時代は非凡なスピードでG1を2勝しましたが、馬は悪くないですがマイルCSでの浜中騎手の悪質な斜行により、どうしても良い印象がありません。
　しかし、種牡馬となってからは間違いなく自身のスピードを余すところなく産駒に伝えれています。
　さて、レースは安定感抜群戦績のウインシャーロットがすんなり鼻を切る展開です。
　ララクリスティーヌも出は悪くなく、中断で折り合いながら競馬をしておりました。
ラップタイムは
12.2-11.2-11.7-11.4-11.1-11.2-11.6
　ウインシャーロットが生み出した見事なペースに他の馬はついていくしかできませんでした。
そのままの隊列で最終コーナーを曲がり、ウインシャーロットがセーフティーリードを広げていきます。
　そこに馬群をかき分けてララクリスティーヌが強襲し、クビの上げ下げを制しゴールイン。
　ララクリスティーヌは距離的にヴィクトリアマイルはどうでしょうか、この200m延長は長いですが今の状態なら勝負できる出来るでしょう。
　今後のスプリント戦では、しばらく牝馬のミッキーアイル産駒は無条件に買ったほうが無難でしょう。