2023年 天皇賞(春)

 激闘のレースを制したのはジャスティスパレスとルメールでした。

 色々ありすぎて一言で語るのは難しいですが、無難にトラブルもなく走りきったジャスティスパレスに勝利の女神が微笑みました。

 まずスタートですが、いつも通りタイトルホルダーが抜け出しますが、逃げ宣言をしていたアフリカンゴールドが外から激しく手を動かして先頭に立ちます。

 タイトルホルダーは番手で収まりましたが、アスクビクターモアも番手を伺う勢いで、タイトルホルダーの近い位置の3番手に収まります。

 先頭集団はどこか落ち着きがなく一周目のスタンドを通過します。

 ゴール前で早くもトラブルによりアフリカンゴールドはズルズル後に下ります。
 
 後続はこんなにも早く下ってくる事を予測出来なかったので、少なからず影響を受けた馬がいました。

 そしてタイトルホルダーが先頭に立ってレースは進んでいきます。

 しかし、またトラブルが起きます。
 
 3コーナー入口でタイトルホルダーがズルズル後退していきました。
 タイトルホルダーはバテる事が無いと踏んで後につけていた馬はここでも影響をうけます。

 最後の直線で早くも抜け出したジャスティンパレスが一気に抜け出しそのままゴールインしました。

 ジャスティンパレスのジョッキーカメラを見ましたが、一周目はすんなり内ラチにつけて脚を溜めておりました。
 そしてルメールはアフリカンゴールドが下がって来る前に外に進路を変えてトラブル回避しておりまた。

 やはり長丁場は実力派ジョッキーが一枚上手です。

 勝因はルメールの好騎乗でしょう。
 

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