2023年 中山記念 回顧

 去年中山記念を勝ったパンサラッサが本日サウジCを勝利し13億円を獲得したニュースが、競馬界に衝撃を与えてからまだ10時間程しか経過しておりません。
 今年の中山記念は一昨年の覇者ヒシイグアスが2年ぶりの勝利を飾りました。
 中山記念が2年ぶりだけではなく、勝利自体も2年ぶりでした。
 2年ぶりの勝利とはいいつつも、常に中距離のG1や重賞では掲示板を外す事はなく、堅実な走りをしておりました。
 一昨年の香港Cではあわやの2着になっており、2年ぶりの勝利が意外という印象でした。
 まずスタートは他馬より出足がつかず半馬身遅れ、中段より後ろという位置取りになりました        ラップタイムは
12.7-11.7-12.0-11.8-11.8-11.7-11.6-11.4-12.4
 4ハロン目から11秒台が続き、ハイペースは言えませんが、息つく暇がないレースになりました。
 道中は先頭集団が団子状態になっており、ヒシイグアスはその後ろを追走する形になりました。
 残り600mあたりで出応え抜群のヒシイグアスは上がっていきます。
 外を回るのではなく、インをつきました。
 馬群がバラけた為に、前が塞がる訳ではなく、スムーズに前進できました。
 それでも直線で前が塞がる場面はありましたが、外に持ち出し、抜け出しゴールイン。
 今回は今までより相手が劣っていた感は否めませんが、まだまだ7歳でも走る所をみせつけました。
 

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