2024年 東海S 回顧
京都開催となった東海Sを制したのはウィリアムバローズでした。
年明けのダート路線はすっかり様変わりしてしまいました。
有力馬はフェブラリーSではなく、サウジへ向かうのが定石となりました。
それも無理はないでしょう、主催者負担でサウジに遠征でき、間違って勝てば10億です。
サウジに選ばれた馬はそのままドバイに行くので、今後よほどの変化がない限りこの状況は続くでしょう。
今までフェブラリーSを目指していた馬が前哨戦として使う東海Sでしたが、今はフェブラリーSに行くには賞金を加算する必要な馬が出るレースへと格下げした印象ですね。
今年のメンバーを見ると、近走5戦で重賞勝利馬は一頭もいません。
そんなメンバー構成で唯一将来性ありそうなのは体質の弱さでまだ4戦しか消化できていないオメガギネスです。
レースはウィリアムバローズが先手を取り、オメガギネスが番手を取るレースとなりました。
結果的にそのままレースは終わってしまいました。
オメガギネスは絶好の番手で悠々と逃げられてしまいましたので、G1取るにはまだもう一成長必要ですね。
さて、ウィリアムバローズの上村調教師はすっかり一流の調教師になりましたね。
どうしてもサイレンススズカを降ろされた上村という印象がありますが、もやはそれも過去の話ですね。
是非、名馬を担当してほしいです。