流行りの虹プロを戦略PR目線で分析してみた
こんばんは。今日もお疲れ様です。
noteを始めようと開設してから早一年。結局何を書こうかうだうだして書いてませんでした。
2020年も今日から下半期です。
頑張って生きよう。
今日は最近話題で、わたしもハマっているアイドルグループについてお話ししたいと思います。
(ちなみに今までハロプロやAKB、ジャニーズといったアイドルグループにハマったことは1回もありません。。)
ここまで話せばもう皆さんもお気付きかと思います。そう「Nizi project」です。
知らない人のためにも前談を。
Nizi Project(ニジプロジェクト)は、韓国大手事務所JYPエンターテイメントとソニーミュージックによる共同ガールズグループプロジェクトである。数々のオーディションを通して、1万人の応募者の中から、最終的には9名のデビューメンバー(グループ名:NiziU)が決まるドキュメンタリー番組。
これは(作り上げられたものだとしても)涙なしには見れなかった。泣
選ばれたデビューメンバーも十分可愛いのですが、わたしが分析したいのはNizi Project(以降、虹プロ)のPR戦略です。分析にあたり、参考にしたのがこの本です。
Kindle Unlimited 会員は¥0円なので興味ある方はぜひ。
ここでは6つの戦略PRの方法について書かれています。
おおやけの法則、ばったりの法則、おすみつきの法則、そもそもの法則、しみじみの法則、かけてとくの法則の6つです。
その中でも虹プロは2つの法則を使用していました。(本の中では1つの法則につき1例だったので、2つの法則の連携プレーもありなのかという発見がありました。)
それは、「おすみつき」の要素と「しみじみ」の要素の組み合わせです。
おすみつきの要素とは・・・第三者の「支持」や「推薦」。それを与えるのがインフルエンサー。
虹プロにおいて、この役割を担っていたのが、自らが韓国で有名なアーティスト兼アイドルプロデューサー、そしてJYPという芸能事務所のトップであるJ.Y.Parkさんです。あのTWICEや2PMをプロデュースされている方です。
J.Y.Parkさんが選抜するというおすみつきの要素は選抜されたメンバーへの納得感がありますよね。
もう一つ、しみじみの要素とは・・・感情を揺さぶり、当事者意識を持たせること。自己投影できるストーリー性があること。(ストーリーテリング)
私もこのしみじみの要素にやられてしまいました。泣
この番組は、オーディション開始からデビューまで約1年〜1年半くらいかかっているのですが(放映期間はもっと短い)、その間にどんどん参加者の歌やダンスが成長している姿を見ることができるんです。それもかなり顕著に見ることができるので、カメラのない場所でどれだけその子が努力してきたのかが目に浮かぶんですよね。
また一人ひとりにアドバイスするJ.Y.Parkさんの言葉も「大人にも刺さるものがある」と話題になりましたね。
このように、オーディションの参加者が必死に練習を頑張っている姿を、自分の娘のように思ったり、J.Y.Parkさんが参加者にアドバイスしている言葉を自分に言われているように受け取ったりと、自己投影できるストーリー展開がいろんな箇所にあったと思います。
もちろん、媒体を通したPRの戦略もありますが(朝の情報番組スッキリとhuluでの配信)、今回はその視点は取り上げません。でもこの連携もすごいですよね。
ということで、最近ハマっている虹プロをPRの観点から分析してみました。
今日は初回の投稿ということもあって、何を書こうか迷ったのですが、興味のあるものをビジネスのフレームワークで分析してみるのも面白いですね。
また気が向いたらつらつらと書いていこうと思います。