![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24239595/rectangle_large_type_2_b611e1711d292375589f3c2a12e94bd3.jpg?width=1200)
けっきょく、「高齢者フットケア」が好きだってこと
2月下旬から少しずつ、コロナの影響が出てきた、高齢者フットケアサービス。
「濃厚接触業者」なので当然、3月は半分以下、4月は9割減。
施術ができないさみしさはなんだろう?と、かんがえてみた時、「濃厚接触」不足からきているのかも・・・と、思いあたった。
オンラインに切り替わらないもの
コロナの影響でリモートワークがすすんだり、対面しなくとも成立するサービスが増えたりと世の中、この2ヶ月くらいで急に様がわりした。
わたしもない知恵をしぼって今のケアを、オンライン化できないものかと考えてみた。
変形爪のケアがメインであり、認知症がすすんだお客様も多いので、とうてい無理なのだけど、考えてもワクワクしない。
濃厚接触が好き
今の時期、不謹慎にも聞こえるし、少し怖い感じもするけれど「高齢者フットケア」のどこが好きかと聞かれたら、いわゆる「濃厚接触」なところ。
1ヶ月ぶりにお会いした方から、「会いたかったー」と手をにぎってくれた時に喜びを感じる。
爪ケア後に、保湿をしながらリフレをするのも好き。
お顔を見て、目を見て、お話をするのも好き。
お客様の温度を感じて、お話を聴き、気持ちの距離をちぢめていく時間が好き。
施設のスタッフと足のケアから情報交換をして、お客様の状態を相談される連携している感じが好き。
オンラインでは足りない。やっぱりリアルが好き。
人とふれあうこと
アフターコロナで、サービスの形態も大きく変わることは想像できる。
人との関係も変わっていくだろう。オンラインでもコミュニケーションはできるし、相手や内容によってはむいていると思う。
今まで以上に、深い関係をきずくこともできるはず。
それでは、「ふれあい」の欲求やサービスは無くなってしまうのだろうか?
リアルなサービスは廃れてしまうのか?
のこるサービス
アフターコロナ、のこるサービスもあるし、なくなってしまうサービスもある。
「高齢者フットケア」は、のこさないといけないサービスだと信じている。
今この時に待っていてくれるお客様がいて、施設がある。
変形爪のケアで重宝されているサービスだけど、わたしたちのケアの目的は、
「お客様が安心して、自分らしく過ごせるお手伝い」
「足・爪のケア」だけが目的ではない。
「爪」「足」だけでなく「人」をみて、「人」とおつきあいしている。
のうこうせっしょくぶそく
強制自粛休業期間でわかったこと。
わたしは「濃厚接触」である「高齢者フットケア」が好きだ。
今まで、お客様にたくさんの幸せホルモンをもらっていた。
お客様にも、施設の方にも、こんな幸せな仕事ができることにも感謝。
一日もはやく、あたりまえの「ふれあい」がもどりますように。
いいなと思ったら応援しよう!
![高齢者を足から笑顔に@中西薫](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20910597/profile_07320573b5f6cd95e504cc7f64728251.png?width=600&crop=1:1,smart)