90歳の手習いは、ボケ予防
木曜日のお楽しみは19時からのTBS「プレバト」鑑賞の人も多いでしょう。
有名芸能人が、一生懸命に完成させた作品をその道の先生に点数をつけてもらう番組。
私は後半戦の俳句が特に好き。
今年に入ってからほぼ、欠かさず観ていると思う。
俳句なんて作ったこともないくせに、真剣にひねり出した芸能人の作品にあーだ、こーだと言いながら楽しんでいる。
興味が出てくると、目につくのです。
訪問するお客様の部屋にある、走り書き。
今日も見つけた。ハガキに書いてある3作品。
確か、先週のケアの女性のお客様が、NHKの番組の方が好きだと言ってたから、プレバト以外にも、俳句の番組はあるのだろうな。
そちらにハガキ出すのかしら?
なんて、思いながら眺めていたら見せてくれた。
田村正和にちなんだ作品がひとつ。
コロナに関する作品がひとつ。
老いを嘆く作品がひとつ。
俳句歴はどれくらいですか?と、尋ねたら
入居してからだから90歳からとの返事。
おん年91歳の男性。
まだ俳句歴せいぜい1、2年くらいだろうか?
どーりで、季語が見当たらないわけだ。
川柳と言っては、失礼だから俳句と言ったけど、確か俳句には季語が要るよね。
なんて憎らしいことを言うのは辞めておこう。
私は一句も詠んだことがないのだから。
施設内で、入居者に声をかけて「俳句の会」まで主催しているのだから素晴らしい!
どんなに心からスゴイ!と伝えても返ってくるのは
ボケ予防にやってる
50歳超えるとその気持ちが少しずつ、リアルわかってくるのも切ない。
いくつになっても、新しいことに挑戦している人はキラキラしている。
90歳から新しいことを始めるなんて、どれだけエネルギーがいるのだろう?
尊敬。私も見習わなくては・・・
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