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痛い「巻き爪」原因を解説!

巻き爪でお悩みの方、とても多いです。

形が切りにくいだけでなく、痛みがあると本当に辛い足のトラブルです。

小学生から100歳超えの高齢者まで、幅広い世代の悩みの種です。

その多くの人を悩ませる「巻き爪」の原因についての説明です。

間違った爪の切り方

深爪が大好きで、角をバッサリ落として丸く切っていると巻き爪になります。

参考記事

目安は白い部分をきれいに切ってしまうのは、切りすぎです。

1ミリ程度、残しましょう。

角を丸く切るのはNGですが、角の切り残しは棘状になり痛みの原因になります。

ヤスリで削って仕上げましょう。

間違った靴の選び方

なぜか多い、自分の足を幅広だと思い込んで3Eの靴を選んでいる人。

または3Eの靴は履きやすいと思い込んでいる人。

参考記事

幅広の靴は足が中で動き、不安定です。

無意識のうちに、指に必要以上に力を入れて踏ん張ります。

これが巻き爪の原因になるのです。

靴の幅はジャストサイズを選びましょう。

間違った靴の履き方

いくら足に合った靴を選んで買っても、オーダーでつくっても、インソールを入れても履き方が間違っていては効果がありません。

参考記事

靴ひも、マジックテープ、ファスナー付いているのに、ゆるゆるのまま履いていませんか?

せっかく高価な靴を購入しても、宝のもちぐされです。

今日から、踵で合わせて靴ひもで甲と靴を固定してみてください。

嘘のように、歩きやすくなるはずです。

足の変形

外反母趾や扁平足などの足変形。

巻き爪や、他の足のトラブルを併発している人が多いです。

靴を選ぶのも大変ですが、シューフィッターがいる店で購入する、インソールをつくるなどを気に掛けた方が良いです。

日頃からフットケアサロンなど、専門家に足爪を整えてもらうことも巻き爪の予防になります。

爪水虫

高齢者で多い原因です。白癬菌が爪にまで感染して、巻き爪に限らず爪の変形の原因になります。

水虫の治療と同時に、足爪のケアをすることで痛みの予防や緩和になります。

スポーツ

以前、剣道をやっている方の巻き爪の相談を頂きました。

私は剣道をやったことはありませんので、推測です。

踏み込む時に親指に負荷がかかること、裸足でのスポーツなので爪は短く切りすぎたこと。

ではないかと、思うのです。

思い返せば長男も柔道をやっている時に、巻き爪気味になったことがあります。

畳で動くので、爪が少しでも長いと引っかかるので、短く切っていたことが原因だったのかもしれません。

他のスポーツでも、巻き爪予防は上記の通りです。

長い爪が嫌なら、こまめに爪のケアをすることです。

そして靴を履くスポーツなら特に、履き方・選び方には注意してください。

妊娠

妊娠後期になりお腹が大きくなると、かがむ姿勢がつらくなり、ついつい靴ひもを結ぶ手間を省き、ゆるゆるのまま履いていたり、サンダルで歩いたりという方がいるそうです。

似たような理由で、■高齢者が体が硬くなり靴を履くのが億劫になる。■太った人がお腹つかえてかがめない。

も、あります。

巻き爪の原因になるばかりか、転倒の危険もあります。靴は、くれぐれもきちんと履きましょう。

まとめ

上記以外にも原因は様々あります。

もし痛みがある巻き爪でしたら、痛みを取り除くことをまず、考えてください。

痛みを我慢して歩くことは、体の他の部位に負担がかかり、次のトラブルを引き起こすきっかけになりかねません。

高齢者だと歩くことが嫌になり、引きこもりから介護度が上がってしまうこともあります。

痛みがない巻き爪は、痛みが出ないように予防をしましょう。

爪が湾曲していると切りにくいので、くれぐれも角を落とさないように気をつけてください。

もし痛みや違和感がある場合は、放置せずに早めに専門家のケアを受けるなど対処しましょう。




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高齢者を足から笑顔に@中西薫
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