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No.29足のトラブル、何科を受診すれば良い?

記事の最後に、内容をA4にまとめたPDFを100円でダウンロードできます。社内、施設内での勉強会や研修で使用して頂くきたいと思い作成しています。配布について施設利用者・ご家族・スタッフ・法人内は制限しませんが、販売・営利目的のセミナー。講座での配布は禁止です。販売する商品に無断で添付することも禁止です。

フットケアサービスの目的

私たちが提供しているフットケアは、トラブルにならないための予防的ケアです。 爪の周りの皮膚に異常(腫れ・化膿・炎症・その他)が見られる場合は、医療機関の受診が必要です。 治療が必要ですので、フットケアの範囲から外れてしまいます。 症状が治まり、医師からフットケアを受けても良いとの承諾をもらってからフットケアサービスが開始、または再開となります。

足の多くのトラブルは皮膚科です

爪は皮膚の一部です。爪、爪周りの皮膚の異常も、皮膚科の範囲になります。

※ 下記の症状がある場合は、迷わずに皮膚科を受診してください。

 1 水虫がうたがわれる症状
・ 指の間に皮むけや、白っぽくふやけたようになっている、痒みがある
・ 痒みはないけれど、かかとが皮むけしている。保湿をしても改善がみられない
・ 赤いポツポツがある、 ・爪の色が変色してボロボロしている


2 炎症や化膿がある場合
・ 下記の症状がある場合は、迷わずに皮膚科を受診してください。
・ 靴ズレなどの傷が化膿、炎症している
・ 皮膚を引っ掻いたところが炎症、化膿している


3 イボがある
・ ウオノメができる部位ではないところに、角質が硬くなったできものがある

※ ウオノメとイボの判断は、普通の方では難しいです。摩擦や刺激を受ける部位ではない部分にできて いるものは、イボを疑います。 イボはウィルス性の疾患なので、ウオノメの除去ケアをしてしまうと悪化することがあります。 治療をして除去してもらう必要があります。

皮膚科で変形爪の爪切りをしてもらえますか?


足爪の治療は本来、皮膚科ですが変形爪の爪切りをしてもらえかは医療機関によって違います。

 変形爪切りは、治療の範囲ではない場合があるからです。治療に爪のカットが必要であれば 切ってもらえますが全部の指10本、切ってもらえるとは限りません。

 医療機関は、治療をするところであり、お手入れをするところではないからです。

コロナ感染が怖いので、受診はしたくありません

最近は受診が必要な場合でも、コロナの感染が怖く外出もしていないので受診も控えたいとおっしゃる方が多いです。お気持ちは分かりますが、フットケアは予防的なケアであり治療はできません。

受診にならないために、定期的にフットケアを受けてトラブルを予防することが大切です。

定期フットケアで、足元から健康を守り自立歩行寿命を伸ばしましょう!

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