私がSUWADAのニッパー型爪切りを愛用しているわけ
この仕事を始めて13年になります。
始めた頃から愛用しているのが、諏訪田製作所のニッパー型爪切りです。
実は、フットケアの技術を習得するために通っていたスクールでの推奨の道具には入っていませんでした。
初めて握った、ファーストニッパーはドイツ製でした。愛用のスワダのクラッシクSと比べると、1.5倍ちかくの大きさがありました。
私は手が小さいので、使いにくく手頃なものを探していた時に出会ったのがスワダ製作所でした。
お気に入りの点はいくつかありますので、ご紹介します。
①小さいので握りやすい
先に言いましたように、私の手はとても小さくて施術時に使うビニール手袋もSSサイズ。
スワダには、ニッパーのサイズが2種類ありますが、どちらも以前使用していたドイツ製のものよりは小さく、小回りがききます。
私は小さいSサイズを使用しています。
②切れ味がサクサク
爪切りの音といえば「パチン・パチン」ですか?
実は、そんなに勢いの良い音を立てて爪切りをすると、爪を痛めます。この時期、爪も乾燥しています。特に昨今のアルコール消毒は、爪にもダメージを受けています。
そんな状態で、パチンと衝撃を与えてしまうと爪が割れる原因になります。
スワダのニッパーで、爪の端から少しずつ切り進めていくと良い音はしません。手応えはサクサクです。
このサクサクした感触は、切れ味の悪い刃物ではないので、切れ味の良い証拠です。
切れが良いと、切り口が滑らかなので仕上げ作業もラクになります。
爪のためにも、切れ味の良い爪切りを使うことは大切です。
③メンテナンスできる
有料ではありますが、メンテナンスが可能です。
高齢者のごっつい爪と毎日、格闘していると切れが悪くなります。
刃物は切れ味が命です。メーカに送るとピカピカになって戻ってきます。もう、驚くほど綺麗な仕上がりです。
バネが緩んでしまったのも交換してくれました。うっかり落として、刃先が曲がってしまったのも直してくれました。
ある程度のダメージは元通りになって返ってきます。
メンテナンスしてくれるって本当にありがたいです。一体、メンテナンスを繰り返しながら大切に長い間、使っています。
④プロ仕様ではないので、購入しやすい
ニッパー型だと敷居が高いように思われますが、個人向けの販売なのでオンラインで簡単に購入できます。
デパートなどの催事場で取り扱っているのも見かけます。爪切りだと思うと高額ですが、個人的に使用するならメンテナンスもほぼ必要ないかもしれません。落としたりしない限りは、10年は持つでしょう。
※個人差、環境などよって差があります。
以前、新聞に「ニッパー型爪切りの使い方」について取材を受けました。
家族の足爪カットでお困りにも、ニッパー型が安心ですと紹介した内容です。
⑤不特定多数に使用する場合は、金属素材のみの商品を!
施設の備品や、私のように不特定多数のお客様に使用する場合は、ステンレス素材のみ商品を選びましょう。
グリップに滑り止めの加工がしてあるものは、衛生管理がしにくい場合があります。
ステンレスでしたら煮沸、アルコール、超音波など、どんな方法にも耐久します。
お一人使用毎に洗浄、除菌しています。回数を重ねても痛むことない素材を選ぶことも大切です。
以上、仕事の大切なパートナー、愛用の道具「SUWADAクラシックS」について紹介をしました。