やるか、やらないか。続けるか、辞めるか
よく、お問い合わせがある件を例に挙げます。
「高齢者フットケア」を始めたいんですが、どうしたら良いですか?
スクールに通って技術と知識を身につければ、その先の未来が変わるかもしれないと期待をして、申し込む。
難しい授業に、たくさんの課題を苦労して終えて、晴れてスクール修了してみても結局、何も変わっていない。
そんな人は、山ほどいます。
始める人と、始めない人の違い
考えて納得してから動きますって人、慎重なようですが、どこまでの納得かを自分の中に決めておかないと、100%の納得なんて永遠に来ません。
動いて現実と理想のギャップを埋めていくしかありません。
始める人をみてると、とりあえず動き出してます。
そして、どう始めようかと悩むときに「お金問題」があります。
私はお金のリスクが無ければ、やりたいと思ったことは始めます。
お金の負担がある時は、回収できる見込みがあるか、どこまでの額ならリスクを取れるか?を考えて決めます。
ですので、会社員を辞める時は、こんな私でも時間が必要でした。
結果は、思った以上に出るのは遅い
さんざん悩んだ結果、思い切って新しい一歩を踏み出してみたけれど
「あれ?思っていたような結果が出ない・・・?」
なんてことは、たくさんあります。
そこで、潔くあきらめて次に行くのも決断です。
また、一度始めたのだからと、継続をするのも決断です。
ですが、私の過去の経験ですが、ある程度の結果が出たことでも、成果が出るまでには想像以上に時間がかかります。
結果が出ないと、継続するのは気持ち的にきついです。
それでも辞めない情熱と、信念があるかどうかが試されている時なのでしょう。
もちろん、どんなに情熱を持って続けていても、思った成果が出ないことも多々です。
辞めたら、結果は出ない
きっと大成功をしている人でも、成果が出ない時期ってあるはずです。
それでも辞めずに努力を続けたからこそ、結果が出るのです。
夏のオリンピックが決まった、池江瑠花子選手。
彼女の辞めなかった勇気に、感動をもらいました。
こちらは現在、湘南あしケア訪問サービスのスタッフとしても活躍してくれている方の行動力の話。
何もせず、頭に理想の自分を思い描いているのは、ただの妄想。
先にも進まないし、理想の自分になれる日は来ないでしょう。
「フットケア始めたいんです!」「アドバイスください」と、言う方へ
私は自分が経験したことと、やってきたことしか伝えられません。
たぶん、地道すぎることばかりです。
今まで降って湧いてきたようなうまい話は、夢でもありませんでした。
たとえば「フットケアだより」
2009年12月から毎月、1号作成すると決めていまだに続けています。
数年前からはリライト、手直ししてnoteのマガジン機能を使って、公開しています。
今までは、お取引先の訪問施設に配布していただけでした。
noteでweb公開したからこれで全国紙に!と思っても、急に多くの方の目に触れるわけがありません。
でも、一人でも多くの方の目に留まってもらいたい。
そう思いながら毎日、noteの記事を更新して、地道に続けています。
続けるコツ
始めてもいないのに、遠い未来を妄想しても何も変わりません。
でも一歩踏み出したら、始める前とは違います。
すでに変わっているはずです。次は続ける努力。
始めたら、妄想するのも良いかもしれません。
私は高齢者フットケアを始めた頃、車で老人ホームの前を通ると心の中で
「こちらにも私のお客様がいらっしゃった」
建設中の老人ホームを見ると
「また、お客様が増えるなー」
と、根拠のない妄想をしていました(笑
決めるのは自分
始めるのも、続けるのも、決めるのは自分です。
誰も決めてくれないし、責任も取ってくれません。
それが、自分で仕事を始める最初の決断です。
一歩が踏み出せないなら、時期ではないと気持ちを寝かしておくのもアリです。
自分が納得して行動することが一番です。