自費サービス。お支払いが気になるお客様@高齢者フットケア
介護の業界では、介護保険内で受けることができるサービスを「フォーマルサービス」
介護保険内からは外れて、自費で負担しなければ受けることができないサービスを「インフォーマルサービス」と言う。
湘南あしケア訪問サービスが提供しているのは、自費で負担をしてもらう「インフォーマルサービス」のフットケア。
お金にこだわるお客様
サービス料のことをとても気にするお客様が、ふた通りいらっしゃる。
①パターン・認知症のお客様に多い、お支払い方法を気にする
フットケアを受けていても、お支払いをどうするば良いのか落ち着かない。手持ちの現金がないので、フットケアをしてもらって嬉しい反面、お支払いが不安になり何度も「お支払いはどうしたら良い?」と、確認される。
ご家族から頂いていますと言っても、何分後かには忘れて再度、確認となる。
根気よく、お支払いをしてもらっていることを何度も繰り返し、お伝えするしかない。
ご本人は受けたサービスに対して、無料ではいけないという意識がある方。
介護保険内のサービスの提供でも、お支払いを気にしている様子を見かけます。
②パターン・自費サービスは受けたくない
こちらは認知症だけでなく、しっかりしている方にも多いパターン。
手持ちの現金も、年金も、預金もないからお金を減らしたくない。だから自費サービスは受けない。
私たちに、お客様の懐事情はわかりません。ですが施設のスタッフでは手に負えないから、依頼がきているのです。施設はご家族にご了承を得て、フットケアサービス申し込みの連絡をくださっているのですが・・・
私たちはプロなので、無償で仕事をするわけにはいきません。お申し込みをいただいても、ご本人が納得されないのに無理矢理、フットケアサービスを提供するわけにもいきません。
フットケアの大切さを伝え、説得もしますがなかなか、理解してもらえないこともあります。
フットケアを体験する
説得の方法としては、体験してもらうのが1番手っ取り早いです。
説得を聞くよりも体験してもらえたら、身体で良いことがわかります。
体験することも嫌がるならば、フットケアを受けている人を見てもらうのも有効。お隣で、フットケアを受けて喜んでいる人を見たら、自分も受けてみたくなるのが人ってもんです。
お客様が信頼している、スタッフに説得してもらうのも有効です。この人に言われたら受けてみるか・・・と思えたら成功です!
この仕事、色々とあの手、この手と頑張っていることも多々あるのです。
それでも、値切られたことは過去にお一人だけです(笑
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