
売上ダウン時期に備える!フットケアの売上管理法
インフルエンザ流行時期の売上対策と考え方
今年も1月から2月にかけて、インフルエンザの流行がピークを迎えました。
それに伴い、私たちの訪問フットケアサービスでも、感染予防のためにキャンセルが相次いでいます。
もちろん感染拡大を防ぐためには仕方のないことです。
しかし、予定していたスタッフには申し訳ない気持ちがありますし、売上が落ち込む現実も無視はできません。
とはいえ、悲観してばかりでは前に進めません。
そこで、今回はインフルエンザ流行期の売上対策や、私自身が日頃から行っている売上管理の考え方についてお話ししたいと思います。
キャンセルが増える時期の現場の悩み
訪問フットケアのサービスは、急なキャンセルが避けられない場面が多くあります。特に、1月から3月は例年、感染症が流行することもあり、中止が増える傾向があります。こればかりは私たち側の努力ではどうにもならない部分です。
キャンセルが増えると、スケジュールを組んでいたスタッフにも影響が出ますし、短期的には売上も下がります。
特に、こういった状況が続くと精神的にも不安になりがちです。
しかし、私はこのような時こそ長期的な視点を持つことを大切にしています。
売上を年間で管理する重要性
単月の売上が落ちると、どうしても気持ちが沈みがちになります。
ですが、私は売上を年間で管理することを基本としています。
過去の経験から、繁忙期と閑散期があるのは当然のことと考えています。
たとえば、1月から3月にかけて売上が落ち込んでも、年間を通して計画的に管理していれば、大きな問題にはなりません。具体的には、
月ごとの売上をデータとして記録する
前年との比較を行い、増減の原因を分析する
繁忙期に売上を補填する戦略を立てる
といった取り組みを行っています。
こうした管理を続けることで、売上の変動に一喜一憂することが少なくなり、冷静に事業を進めることができています。
訪問以外の収入源も確保する
訪問フットケアサービスだけでなく、セミナーや勉強会を企画して売上に貢献する努力もしています。
こういった取り組みは、閑散期の売上を補うだけでなく、業界全体の認知度向上やスタッフのスキルアップにもつながります。
事業を安定させるためには訪問施術だけに頼らず、複数の収入源を持つことが重要だと感じています。
お客様への思い
直接お見舞いに伺うことはできませんが、皆さまが元気に再開(再会)できることを心から祈っています。再びお会いして施術をさせていただける日を楽しみにしながら、今できることに全力を尽くしていきます。
感染症の流行による影響は避けられませんが、年間を通した管理や訪問以外の収入源を確保することで、フットケア事業は安定して継続できます。同じような悩みを抱える方々にも、少しでも参考になれば幸いです。
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