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高齢者フットケア、料理で例えるなら

高齢者フットケア始めたい!と、思っている方、最近多くなっているそうです。

やっと、「高齢者フットケア」の大切さが広まってきたのだと思うと嬉しいです。

高齢者の変形した足爪を見て、「なんとかしたい!」と思い、スクールに通って技術を身につけ、ヨシ!と、決心をする人もいるでしょう。

私もそうでした。

スクールを修了して、技術が身についたと思っていたし、すぐに思うような仕事ができると思っていました。

当たり前ですが、スクールで教えてくれるのはフットケアの技術と知識です。

仕事としての進め方、始め方は教えてもらっていません。

料理で例えるなら、味付け・盛り付けの部分が「施術」です。

フリーランスで高齢者フットケアを始めたころ

後先を考えすに、思い切って会社を辞めてしまったので、貯金を切り崩しての生活でした。飛び込みの営業から、手作りDMの発送まで色々とやりましたが中々、手応えはありません。

10年経験して、フリーランスから法人になりました。一緒に頑張ってくれるスタッフもできました。

気がつけば、初心の「高齢者の足爪をなんとかしたい!」との想いは達成しているものの実際の施術は、私よりもスタッフの方が多く携わっています。

・・・と、聞くと社長、何してんだ!?と思いますよね。

けっこう、色々と仕事あるんです。

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小さい会社なので、もちろん施術の現場にも出ています。

お客様と話をして、足に触れ、スタッフと情報交換をするのは、とても楽しいです。

充実感もありますし、達成感もあります。

ですが、「施術」は会社の業務の花形ではありますが、仕事の中のほんの一部でしかありません。

むしろ、施術するまでの段取りや準備が大変です。

料理で例えると、買い物・下ごしらえ。

注文が入って、やっと調理に入ることができます。注文を受けるためには、料理を提供していることを知ってもらう必要があり、美味しいとの評判も大事です。

フットケアも必要なサービスだと理解してもらって、契約をした後にやっと施術ができるのです。

もちろん実際にお客様と接し、施術をするのですから責任は重大です。

料理もせっかくの味がまずかったら台無しです。

「高齢者の足をなんとかしたい!」 って熱い気持ちがあるのだったら、技術アップだけを考えていてもダメなんです。

スキルアップって、努力しなくても頑張れるんです。

だって皆、好きだし楽しいから。

でも、せっかく身につけた技術をお披露目する場がなかったら残念ですよね。

だからこそ、施術までの道のりを頑張るしかないのです。

フリーランス、上の図の内容を一人で全部こなさないといけません。

とても大変です。

でもね、頑張ったら絶対に「高齢者の足をなんとかしたい!」その想いが達成できるはずです。

仕事って地味な方が大変でつまらないけれど、実は大事なんです。

どうぞ、頑張ってください。

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高齢者を足から笑顔に@中西薫
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