No.35梅雨の季節のフットケア「水虫注意報」
ジメジメ、蒸し暑くうっとうしい季節になりました。
フットケアをご利用のお客様の足指の間、特にしっかりと観察をしています。
白っぽくふやけていたり、皮むけ、痒みの症状があれば速やかに皮膚科を受診して下さい。
もし「水虫」の診断があり、薬が処方された時は、足を清潔してから塗布しましょう。
不衛生な足よりも、清潔な足に薬を塗布したほうが効果が大きいです。
入浴できない日は「足浴」で足の清潔を保持してください。
足浴のポイント
①しっかりと石鹸を泡立て、指と指の間など足の隅々 までしっかり洗いましょう。 消臭効果、抗菌作用のある足用の石鹸もあります。
②しっかり石鹸を洗い流しましょう。 石鹸が残っていると、水虫の原因になります。
③ 水分をしっかり拭き取りましょう。 蒸れた環境は水虫が繁殖しやすい環境です。 しっかりと乾燥してから靴下・靴を履きましょう。
④ 足浴後は保湿をしましょう。 小さな傷があると感染しやすいです。保護の為にも お肌を保湿し、柔軟に保つ事が大切です。 ※患部の保湿は避けましょう。
⑤その他
足拭きマットの共有はやめましょう。タオルは乾燥した清潔なものを使用しましょう。
巻日き常爪生予活防でちょっと、気をつけて水虫予防!
1 お布団でお休み時は、靴下を脱いで通気を良くする。
施設での生活は靴を履いている時間が⻑いです。安全のために仕方ありませんが、お布団で お休みになる就寝時や、お昼寝の時には靴下を脱いで風通しを良くしましょう。
2 靴を清潔に保つ。
足をいくらキレイに保っていても⻑時間、履いている靴が汚いのは不衛生です。足は汗をたくさんかいていいます。何足かの靴を交互に履いて、乾燥させることも大事です。
③足を毎日、観察して早期発見、早期対応、早期治療をする。
高齢者の水虫はとても多いです。お客様でも多くの方に水虫があります。 ですが高齢者の水虫は「当たり前」ではありません。 大きなトラブルを予防するためにも納期発見・早期治療が大事です。 そのためにも介護者の「観察」が重要なのです。
④手に拘縮のある方は、足以上に注意をしてください。 握りが強いと特に蒸れています。頻繁に観察をして清潔を保持してください。
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