高齢者の定期フットケア・春からのケアの工夫
寒暖差が激しいこの頃です。まだ春は遠いかな・・・と思いますが、少しずつ朝の寒さが緩んでいるように感じます。
花粉症の症状も若干、出てまいりました。
来週はもう3月。いよいよ春ですね。
足の爪ケアを始めて12回目の春です。毎年のことですが、ケアの中で感じる「春」があります。
なんだと思いますか?
爪ってどのくらい伸びるの?
実は春から夏にかけて、爪の伸びが速くなります。
爪の伸びる速度、ご存知ですか?
平均で1日0.08ミリ−0.12ミリ(手の爪)だそうです。足の爪は手の爪の伸びる速度の半分くらいと言われていますので、1日0.04ミリ-0.06ミリくらいです。
年齢や性別、地域でも変わります。
爪切りの頻度の目安としては、手の爪は2週間に1度程度、足の爪は1ヶ月に1度程度で行うのが良いでしょう。
春から加速する、爪の成長
1ヶ月に1度のケアを基本にしている弊社のサービスですが、1ヶ月前に同じように整えたはずなのに、「あれ?長くね!?」と、思う方が増えてきます。
そうなんです。3月くらいから、爪の成長の速さを感じるのです。
そんな時に、「春はもうすぐなんだなー」なんて思います。
マニアックですね(笑)
でも、定期フットケアをしている方になら、共感してもらえるはず。
季節に応じたフットケアの工夫
先にも書きましたが、春から夏にかけて爪の成長が速くなります。
3月のケアから、少しずつ短めに仕上げないと1ヶ月もたずに伸びてしまいます。
巻き爪で伸びてくると痛みが出る方は、特に慎重にカットをしています。
1ヶ月後のケアに間に合わずに、痛みが出てしまうのを避けたいからです。
7月、8月は成長速度がピークです。
長く、フットケアをしていても難しい季節です。
爪の伸びにも個人差がありますが、伸びるのが速い方がさらに加速する気がします。※私の主観です。
季節、個人によって爪の仕上げにも気をつけています。
体の中ではとても小さいパーツですが、生活に及ぼす影響は大きいです。
快適に過ごして頂けるために、小さな工夫を重ねています。
ちなみに冬の工夫は、乾燥対策です。
爪周りの皮膚が乾燥で硬くなっていると、爪のあたりで痛みがでることがあります。巻き爪の方は、くい込み部分が硬くなりタコのようになっていることもあります。
指先まで保湿をして、皮膚を柔軟に保つように工夫をしています。