かかとのガサガサ、軽石でこすってない?
そろそろ、お肌の乾燥が気になる時季です。
かかとの角質が硬くなって、ガサガサしてきたら要注意です。
冬に向けてお手入れをしましょう。
ひどくなるとヒビ割れて痛みが出ることもあります。
小さい頃、母とお風呂に入ると一生懸命、軽石でかかとをこすってお手入れをしていました。
実はこれは要注意のお手入れ法です。
軽石ってなんだ?
用途を検索をしてみたら、いろいろと出てきました。
やはり、かかとなどの硬くなった角質を削るもののようです。
私が小さい頃に母が使っていたような「ザ!軽石」ってイメージのものよりも、キメも細かくオシャレよりのものが増えています。
しかし、どんな優れた道具でも使い方を間違えると結果がでないばかりか、逆効果になることもあります。
正しい、かかとの角質ケア
①毎日やらない!
これ、とても重要です。どんなにゴワゴワ、ガサガサでも毎日はやりすぎです。
お肌の新陳代謝の周期を考えてみましょう。
かかとのガサガサは「角質」です。
お肌の周期は28日。そのうち角質は14日です。
毎日、こすると角質をおとし過ぎてしまうことになります。
かかとの角質はもともと、厚いです。なぜなら、体重がかかり摩擦や刺激から守るためなのです。
体はとてもうまくできています。必要以上に角質を削ってしまうと、うすくなったところの角質を増やすように働きかけます。
その結果、さらに角質が厚くなったり、黄色く変色をしてしまうことになります。
ですから、毎日ややりすぎ。目安は厚くゴワゴワでも1週間に1回程度、物足りないくらいでやめておきましょう。
少しずつ、薄くなってきたら2週間ごとに、間隔をあけましょう。
キレイになってきたら、こする必要はありません。
②こすった後は必ず保湿!
角質をこすると、キメが粗くなります。水分、油分をいれて整えましょう。
保湿をしないと、こすったお肌からどんどん水分が抜けてしまい、よけいに乾燥をしてしまいます。
お顔のお手入れと同様、足も保湿をすることで角質も柔軟になります。
こすった後に限らずに、入浴後に保湿をしましょう。
かかとのガサガサの原因はほとんど乾燥です。
他人から見えない部分ではありますが、丁寧にケアをしてキレイにしておきましょう。
爪の周りや、爪も乾燥していると割れやすくなります。
かかとだけでなく、丁寧に足の保湿をしてピカピカに保ちましょう。