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No.7 効果が倍に!高齢者の機能訓練は準備から

一昨年、機能訓練型の施設に3ヶ月ほど、勉強のために通いました。目的は足の機能と口腔機能、認知症の相関関係について検証をしたかったからです。

3ヶ月、多くのことを学び、高齢者の機能訓練をリアルに観ることによって、現状を知ることができました。

足元の安定あってこその、運動機能の向上

3ヶ月お世話になった機能訓練型の高齢者通所施設、仮にA施設とします。こちらではリハビリをする前に靴を履き替えます。スニーカー、スポッと足を入れやすい軽い靴など様々。とてもリハビリに適しているとはいえない靴を、履いている人もいました。

高齢者の機能訓練は、筋肉を強化するものではありません。「安全」に生活をするために、「安定」した動きができるようにするためです。その結果が、転倒予防につながります。

靴を正しく選ぶだけで、運動機能は向上する

ハイヒールよりも、スニーカーの方が安定して歩くことができます。体にも無理な緊張は入りません。

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サンダルで長く歩くこともできません。歩くには適した靴があり、正しく靴を選ぶだけで歩行速度・歩行距離が伸びます。

高齢者の靴選び

施設に入居すると、多くの方が同じタイプの靴を履いています。高齢になっても足の形は人それぞれです。歩いているならなおさら、歩くために適しているかどうか見直してみてください。

機能訓練の靴、もし足に合っていないなら頑張っていても効果は半分かもしれません。もし体に無駄な緊張が入っているとしたら、故障の原因になり危険です。

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