可愛いおばあちゃんになるための心得
私たち湘南あしケア訪問サービスは高齢者に限定をして、フットケアサービスを提供しています。
それは、それは大勢の高齢のお客様とお付き合をして頂いています。
8割くらいが女性のお客様です。80代でも90代でも「可愛い」と、つい言いたくなってしまうようなキュートな方がいらっしゃいます。
スタッフとも「今日も可愛かった」「○○さん、可愛いよね」なんて、言い合ってしまうような可愛らしい方が、いらっしゃるんです。
そんな可愛い女性のお客様の特徴を思い出してみます。
笑顔が素敵
ブスったれた表情をしている時があっても、施術中に一度はニッコリと笑顔を見せてくれると嬉しいです。
もちろん終始、ニコニコしている方はそれだけで可愛らしいです。
普通の表情でも口角が上がって、微笑んでいるように見える方もいらっしゃいますが、一緒にいるとホッとします。
感謝の気持ちを伝えてくれる
「ありがとう」「気持ちよかった」「さっぱりした」と言ってもらえると嬉しいものです。
よく言いますが「ありがとう」って魔法の言葉です。
言われて不快な気持ちになる人はまずいないでしょう。
施術が終わると「ありがとう」と、お部屋の入り口まで必ずお見送りしてくださる方がいらっしゃいます。
こちらこそ、ありがとうございますと感謝の気持ちでいっぱいになります。
本音を話してくれる
悲しいこと、嬉しいこと、寂しいこと、ポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも率直に話してくださると、心の距離が近くなります。
毎回、同じ話を繰り返すお客様もいらっしゃいます。
きっと強烈に印象深い出来事なのだろうな・・・と、何度でも耳を傾けます。
誰にでも心を開くことができる人は素敵ですが、もしかしたら私にだけ心の奥をお話ししてくれているのかも・・・と、思えると愛おしさが増します。
「嫌だ」と言っても嫌じゃないお客様
稀なケースではありますが、冷たい言葉を言われてもなぜだか憎めない方がいらっしゃいます。
記事のお客様は極端な例ですが、他にもお訪ねすると「今日はやらない」「自分でできるから帰って」「何度も来ないで」と結構、冷たい言葉を投げてくる方がいらっしゃいます。
でも、私たちは知っています。実は、嫌でないことを(笑
そんな言葉を気にせずに施術を始めると、靴下を脱がせやすいよう足をにそっと動かしたり、施術が始まると嫌だとの言葉はなくなり、静かにお休みになってしまったりと、決して嫌ではない態度を見せてくれます。
そんな素直じゃないところが可愛らしいなと、微笑んでしまいます。
正にツンデレ。その子供っぽいギャップが可愛く思えてしまうのです。
可愛いお客様に学ぶ
ツンデレは上級テクニックで、私にはできそうもありません。これは天性の小悪魔的な要素が必要だと思われます。
一歩間違えたら、可愛いどころか憎たらしいと嫌われてしまいますので、ここを目指すことは危険です。
残念ながら私には小悪魔的な要素は1ミリもないと自覚をしているので、スルーです。
まずは「ありがとう」が、きちんと言える人になろうと思います。誰にでも謙虚な気持ちを持ち、態度でも言葉でもストレートに相手に伝えられることが大事。
いつでも、どこでも心がけてみよう。
そして笑顔。これも小さな練習を今からできそう。
なんだか当たり前の結論になってしまったけれど、「笑顔」と「ありがとう」もパワーは大きい。
素敵なお客様を今日もお手本に、可愛いおばあちゃんを目指してお仕事しよ♪