「高齢者フットケア」看護師とネイリストの施術は違うか?
高齢者施設に訪問をして、自費でフットケアサービスを提供しています。
湘南あしケア訪問サービス 中西です。
高齢者フットケアを始めて15年になります。
おかげさまで法人となり、一緒に仕事をしてくれる仲間も10人になりました。
それぞれ、高齢者フットケアを始めたきっかけは似ているようで違います。
共通しているのは、仕事を通して高齢者の足の現実を見てきたことです。
介護スタッフ・看護師・訪問入浴・その他
バックボーンが違えど、高齢者の足事情を目の当たりにして、なんとかしたい!と思い、行動をしてフットケアの世界に入っています。
経験した仕事によって、施術は変わるか?
ハッキリ言いますが、変わります。
経験してきた事が違うのですから、お客様に対する施術が変わってくるのは当然と思います。
ちなみに私のいう「施術」は大きくとらえています。
どちらかというと「お客様対応」という方がしっくりくるかもしれません。
どう違うかというと・・・
看護師の高齢者フットケア
湘南あしケア訪問サービスには4名の看護師が在籍しています。
彼女たちと現場に入ると、危機管理を勉強させられます。
小さな変化に気がつき、その先の危険や対応についても考え、報告をします。
迷いなく受診を勧めるところも、さすが!!と思っています。
看護師4名の在籍は、湘南あしケア訪問サービスにとって本当に心強いです。
介護職の高齢者フットケア
湘南あしケア訪問サービスの介護職は3名です。
介護職の対応は、生活リズムに重きをおいているなと感じています。
1日訪問の施設が多いですが「この時間だとこの方はスムーズに施術ができる」と頭に入っていて、まるでデータベース化しているようです。
そして施設のスタッフの苦労にも目を向けられるのは、同業ならではです。
介護をしている経験でのフットケアもまた貴重です。
お客様に負担なく、施術を受けていただく最適な経験職かもしれません。
ネイリストの高齢者フットケア
実は湘南あしケア訪問サービスには、ネイリストはいません。
ネイリストの高齢者フットケアを見たことがないので、どんな特徴があるのか分かりません。
想像するにネイリストの経験が長ければ、技術は長けていると思います。
高齢者フットケアの知識が身についていれば、きっと良い施術者になるでしょう。
ですが、高齢者の足の現実を目の当りにしたことがないと、健常者との違いに驚くかもしれません。
爪のケアができるのだから、高齢者の変形爪も綺麗にできると安易に考えるのは非常に危険です。
事務員していた人の高齢者フットケア
偉そうに書きましたが、最後に事務員していた人の高齢者フットケアはどうなんだ?
・・・と、いうのも私は18年デスクワークしか経験がありませんでした。
「フットケア」も「巻き爪」も聞いたことがない状態で、スクールでフットケアを学びました。
高齢者の足事情は、たまたまボランティア経験をしたことで知りました。
それがもう、15年です。
私が高齢者フットケアを始めたきっかけの記事をあげています。興味のある方はお読みください。
最後に
湘南あしケア訪問サービスでは、様々な経験や資格の方がメンバーとして高齢者フットケアの活動をしています。
定期的に研修・勉強会の機会を設けて知識や経験、考え方などを共有して、常に湘南あしケア訪問サービスと、個人個人のレベルアップの努力をしています。
新しいメンバーが入ることで、それぞれが成長できるチームにしたいと考えています。
もし湘南あしケア訪問サービスに興味がある方は、下記のリンクをご参照ください。