他業者と比較されたフットケアサービス：湘南あしケア訪問サービスが大切にしていること

高齢者フットケアを提供する中で、色々なことがあります。
以前あったお客様とのできごとをお話しします。

あるお客様とのやり取りから、改めて「私たちのサービスの価値とは何か」を考えるきっかけがありました。

他のサービスで満足できず、当社へご依頼が

ある訪問先の施設では、他の業者さんもフットケアを提供しており、その中でお客様がどちらかのサービス業者を選ぶ場面があります。

今回は訪問マッサージさんがオプションでフットケアを提供していた事例です。

ある日、施設の担当者様から「マッサージさんのサービスに満足されていないお客様が、湘南あしケア訪問サービスを試してみたいとおっしゃっています」とご連絡をいただきました。

そのお客様が不満を感じた理由は、「爪を短く切ってくれない」というものでした。実際にお客様の足を拝見したところ、爪の周囲や中に角質が多くたまっており、確かに丁寧なケアが必要な状態でした。

初回の施術で感じたこと

初回の施術では、細部までしっかりとケアを行う必要があり、時間が予定よりオーバーしてしまいました。しかし、仕上がりには満足いただけたようで、「これからも月に一度、定期的にお願いしたい」とのことでした。

その時、私たちが大切にしている「お客様一人ひとりに寄り添った丁寧なケア」が届いたのだと感じ、とても嬉しく思いました。

翌月のキャンセルと感じたジレンマ

ところが、翌月の予約日が近づいた頃、そのお客様からキャンセルのご連絡が。
理由は「マッサージさんの方がサービス料が安いから」でした。

正直なところ、このようなご連絡をいただくと複雑な気持ちになります。「価格」という要素で他のサービスと比較されるのは、仕方のないことです。
しかし、私たちが提供するのは単なる施術ではなく、「お客様の足の健康を守り、快適な生活をサポートすること」です。
初回の施術時にも説明をして、納得していただいたつもりでいましたが、その価値をもっと知っていただく努力が必要だと痛感しました。

数ヶ月後の再依頼、そしてお断り

そんなことがあった数ヶ月後、そのお客様から再び依頼がありました。
「やっぱり湘南あしケア訪問サービスでお願いしたい」とのお話でしたが、私はお断りすることを決めました。

定期ケアを続けていただくことは、単なる足のケアだけではなく、信頼関係を築くためにも重要です。
しかし、前回のキャンセルの件もあり、このお客様とはその信頼を再構築することが難しいと感じました。

フットケアはお客様と私たちの二人三脚で成り立つサービスです。
一方的な都合で振り回されるお付き合いは、他のお客様へのサービスにも影響を及ぼします。お断りする決断は簡単ではありませんでしたが、私たちのサービスの質を守るために必要なことだと判断しました。

自分たちが目指すサービスとは

今回の経験を通じて改めて感じたのは「安さ」だけで選ばれるのではなく、「安心」「信頼」「丁寧さ」といった価値を大切にしていきたいということです。

私たちはお客様と長く信頼関係を築きながら、その方の生活の質を向上させるお手伝いをすることが、使命だと考えています。

これからも「安心・安全の高齢者フットケア」を提供する専門サービスとして、信念を持って取り組んでいきます。

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終わりに

サービスの選択肢が増える中で、他と比較されることもありますが、私たちは「価値」を見出してくださる方々と、長くお付き合いしていきたいと思っています。
今回のケースを通じて、サービスの本質をさらに深めるきっかけとなりました。

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