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「介護の現場で役立つ フットケアだより」No.1−30

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2010年12月から1ヶ月毎に作成続けた「フットケアだより」この度、リライトをして、多くの方の目に触れてもらいたいと、1号毎、100円でダウンロードできます。是非、あなたの介護の…
1号、A41枚にまとめてあります。介護施設内での配布、掲示、回覧など、ご利用いただけたら嬉しいです…
¥1,500
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2020年4月の記事一覧

No.11高齢者のすごい変形爪、どーすればいい?

高齢者のあしのケアを、訪問専門で行っています。 湘南あしケア訪問サービスです。 多くのお客様が変形爪の対応で、サービスを利用してもらっています。 正直、いったいどうなってるんだ!?と悩んでしまう爪もたくさんあります。 「高齢になると、爪が変形するのは仕方がない」は間違い!爪が厚くなると靴を履きにくくなったり、足に痛みが出ることがあります。爪の伸びる方向によっては、皮膚を傷つけてしまうこともあり危険です。 結果、QOL・ADLの低下につながることもあります。 高齢者

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No.10「巻き爪」の切り方

 巻き爪は、人それぞれくい込み方が違うので、プロのわたしたちでもケアが難しいです。 角の切り方を、間違えると痛みがでたりさらに、くい込みが強くなります。巻き爪でない人も、気をつけてください。 「巻き爪」はどこに気をつけて切ればよいか、まとめました。 「巻き爪」とは?「巻き爪」とは湾曲して、丸くなっている爪の形状です。 皮膚にくい込みやすく、痛みが出る場合があります、さらにくい込みが強くなると化膿・炎症することがあるので注意してください。 「巻き爪」の切りかたの注意点

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No.9 あしが目・鼻・舌と同じ!?

人が立った時、地面と接地しているのは足裏しかありません。そのため、安定した姿勢を保つための「メカノレセプター」というセンサーが、足裏に集中して多くあります。 足はバランス感覚の感覚器人は生きるために「知覚」という、いくつもの「感覚」を持っています。その感覚を受けとるところが「感覚器」です。 目・鼻・舌・耳・皮膚は、五感の感覚器です。 バランス感覚も「五感」と同様、生きるために大切な感覚です。足はメカノレセプターのはたらきによって、安定した姿勢を保つための役割があることか

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No.8 あるけなくても、「足首」が大事なわけ

今は不要不急の外出は自粛。フィットネスジムやヨガスタジオも閉鎖。散歩はしても大丈夫とは言え、運動量、歩行が減少している人が多いでしょう。 足の役割、1番目は「歩行」ですが、その歩行が少なくなると弊害も出てきます。 そもそも、足の役割って何でしょうか? ①歩行=移動手段歩くことは健康にも良いです。脳の活性化にもなり、認知症の予防にも効果がるとの研究結果もあります。 何よりも自分の意思で動くことができるのは、心身ともに健康的な生活をする上でも大切なことです。 ②ポンプ機

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No.7 効果が倍に!高齢者の機能訓練は準備から

一昨年、機能訓練型の施設に3ヶ月ほど、勉強のために通いました。目的は足の機能と口腔機能、認知症の相関関係について検証をしたかったからです。 3ヶ月、多くのことを学び、高齢者の機能訓練をリアルに観ることによって、現状を知ることができました。 足元の安定あってこその、運動機能の向上3ヶ月お世話になった機能訓練型の高齢者通所施設、仮にA施設とします。こちらではリハビリをする前に靴を履き替えます。スニーカー、スポッと足を入れやすい軽い靴など様々。とてもリハビリに適しているとはいえ

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