君の言葉で涙が出た話
〝ファッションや趣味の領域では、自分自身の自由さをさらけ出すほうが生きている意味があるんじゃないかと思っています。〟
この言葉はファッション雑誌『装苑』で私の推し木全翔也くんが言った言葉です。彼はデビュー前、服飾の専門学生であり、ファッションに対してとても気持ちが強い子です。木全くんのセンスや好きなもの、私も大好きです。着ているお洋服はいつもかっこいいと思うし、自分も着たいなあなんて思ったりします。私も学生時代は人と同じは好きではなかったし、自分が好きなものを着ていたし、周りに冷ややかな目をされても何にも気になりませんでした。そんな自分がかっこいいと思っていたし好きでした。それでも成人し、社会人になったことによって周りの目が気になり始めたり、周りと雰囲気が違う格好をするということに対して抵抗が出始めました。
女の子らしい(このらしいという言葉にも違和感を感じてしまいますが)お洋服を着ることによっていろんな人に褒めてもらえたり、昔のような視線は無くなったのですがどこか嬉しくなかったり。自分のことを1ミリもかっこいいだなんて思えませんでした。他人ウケを最優先した結果です。
そんな時に木全くんに出逢い、木全くんの自分を貫くファッションがとっても大好きで、同じお洋服を買ってみたり、木全くんみたいなファッションをしてみたりしました。
すっっっっっごく自分のことをかっこいいと思うことが増えたし、鏡をみるたびに似合ってるなあと嬉しくなったり。心の奥底でこうなりたいをお洋服で表現すると心が満たされていました。自分ウケって最高。
自分が好きなものを着ればいいんです。TPOさえわきまえていれば。
いちばん最初に載せた木全くんの言葉を読んだ時に涙が出てきました。自分の大好きな人の考えが大好きだし、心が軽くなったしふっとその言葉が心に沁み渡っていきました。自分の生き方間違ってないんだなって。
これからも自分が好きだと思ったお洋服を着続けたいし、これが自分なんだとファッションで表現することが自分を尊重する私の中の一番の方法なんだと思います。生きやすくしてくれた木全くんありがとう。