リゾートバイトの客室清掃ってどんな仕事?客室数300の会員制ホテルで清掃してきたのでレポート!
リゾートバイトの「客室清掃」とは、その名のとおりホテルの客室を清掃する職種です。
求人には「裏方全般」「館内全般業務」とも記載されている場合があります。
客室清掃はリゾートバイトにおいてポピュラーな職種であり、求人数がとても多いです。
リゾートバイト派遣会社に登録したら、客室清掃の仕事を案内される機会は多いでしょう。
さて、客室清掃とは具体的にどんな仕事なのでしょうか。
「きつい」「肉体労働」と言ったようなイメージを持っている方は多いでしょう。
実際、筆者も始めるまでは「きつそう…」というイメージを持っていました。
ただ、基本的に客室清掃の仕事は楽です。決してきつくありません。
細かい業務内容については、勤務するホテルや旅館によって多少異なりますが、基本的にやることは以下のとおりです。
・客室の掃除機がけ
・バスルームの清掃
・バスタオルやアメニティの補充
・布団(ベッド)メイキング
上記を2〜4人で分担して、一部屋ずつ回り清掃していきます。
筆者が働いた会員制ホテルでは、客室清掃の直雇用スタッフには60代の女性も多数在籍していました。
60代の女性でもこなせる仕事なのです。肉体的には全然きつくありません。
では、実際にどのような仕事をするのか、写真付きで詳しく解説していきます。
客室の掃除機がけ
その名のとおり、客室の掃除機をかける係。
客室の掃除機をかけながら、机や座椅子などを綺麗に設置する仕事も兼ねています。
掃除機かけくらいなら、誰でも自分の部屋でやった経験があるでしょう。
なので仕事内容は簡単。
唯一大変なことと言えば、掃除機をかける際に中腰になるので、何部屋も掃除機がけをしていると、腰が少し痛くなってきます。
また、掃除機を持って部屋から部屋へ移動するのが少し大変なくらい。
なので筆者が働いていたホテルでは、1日の前半に掃除機がけをやった人は、後半はバスルームやアメニティ補充の役割に回るなど、分担して作業していました。
こんな感じで綺麗に掃除機をかけたら終了です!
大体1部屋15〜20分くらいで仕上げていました。
あまりホテルの客室を汚すお客さんは少ないので、基本的に部屋は綺麗です。
お菓子の食べカスなんかが少し落ちているくらい。
バスルームの清掃
バスルームの清掃も楽です。
というのは、筆者が働いていた会員制ホテルは温泉施設が併設されていたため、バスルームのバスタブを使う宿泊客は1割程度でした。
そのため、バスルームが全然汚れていないんですね。
シャワーを浴びるお客さんは多かったので、髪の毛が若干落ちているのと、バスタブに水が少し付いていたくらい。
バスタブはバスルームに設備されているタオルでサッと拭くだけで清掃終了することがほとんどでした。
バスタブ清掃の後は、トイレ掃除も。
たま〜に汚れているトイレもありますが、基本綺麗です。
というか、ホテルの客室って毎日清掃しているから、基本的にどこも綺麗なんですよね。
そういうわけで、バスルームの清掃も15〜20分程度で終わります。
筆者は客室清掃の中でバスルームの清掃が一番好きでした。
荷物が多くないので移動が楽ですし、上述したように宿泊客は皆さん温泉を利用するため、基本的に綺麗だからです。
ササッとバスタオルでバスタブを吹いて、トイレも軽くチェックして終わり!
ってな感じがほとんどでした。
アメニティやバスタオルの補充
お次は、アメニティ、リネン類、コップ等の備品を補充する係です。
ご想像のとおり、この役割も楽。
なぜなら、補充するだけの簡単な仕事なので。
アメニティは並べ方が決まっています。
筆者が働いたホテルでは、カミソリが一番手前で、次に歯ブラシ、右側にシャンプー、リンス、ボディソープ…
といったように順番が決まっていました。
並べ方は写真に撮って、都度見返しながら並べればOKです。
1日2日もやっていれば、写真を見ずともできるようになります。
タオル類も並べ方が決まっています。
見た目が雑にならないよう、綺麗に畳んで設置します。
3〜4回もやれば覚えられる楽な作業でした。
さて、続いてはコップなどの備品を洗って設置する作業です。
客室に入ると、上写真のように宿泊客が使用したコップ等がそのままになっています。
こうしたコップなどの備品を綺麗に洗って、定位置にセッティングします。
また、テーブルの上等にあるゴミを片付けるのもアメニティ補充係の仕事です。
こんな感じでバスルームの洗面台を使って、ササッと洗います。
洗った後は、所定の場所に綺麗に並べるだけ。
ねっ?簡単じゃないですか?
もちろん、指紋が付かないように、または汚れがつかないように綺麗に洗う必要があります。やや神経は使います。
それでも、言うてコップ等を綺麗に洗うだけなんて高校生でもできる簡単な仕事です。
布団(ベッド)メイキング
ベッドメイキングは、最初は慣れるまで難しいと感じるかもしれません。
まず、部屋に入ると、たいてい布団やベッドは下写真のようにグチャグチャになっています。
まずはシーツを全て取り、新しいシーツと交換します。
その後、二人一組でシーツをピンと張って、綺麗にベッドメイキングするだけです。
こんな感じで綺麗にシーツを張ります。
コツというほどでもありませんが、一応働くホテルによって決まったやり方があるので、先輩スタッフに教えてもらいながらやりましょう。
ベッドメイキングも2〜3日もすれば一人で出来るくらいには慣れてきます。
ちなみに和室はもっと楽!
シーツを剥がして布団を畳むだけです。新しいシーツに張り替える必要はありません。
なぜなら、布団のメイキングは夕方頃に仲居さんがやってくれるからです。
我々客室清掃スタッフは、布団を畳んで押し入れにしまうだけです。
以上が概ねの客室清掃係の仕事内容です。
いかがでしょうか。かなり簡単な仕事だと思いませんか?
実際、筆者は初めてのリゾートバイトで客室清掃係として働いたのですが「え?こんなに楽なもんなの?」と拍子抜けしたくらい楽でした。
リゾバ客室清掃のここが嫌だ!
さて、楽な客室清掃係ですが、唯一「ここが嫌!」と感じる点もありました。
それは、仕事にすぐ飽きること…。
上記の仕事内容を見てもらうとわかるとおり、ひたすらに単純かつ簡単な作業を何十部屋もこなしていくだけの仕事です。
なので、正直言って1ヶ月も働けば「もういいや」と思うくらい飽きます。
(まあ、そもそもリゾートバイト自体が、ほぼ全ての職種が臨時要員なので、いずれの仕事も単純作業ですが。)
中でも客室清掃係は最も単純かつ簡単、飽きやすい仕事と言えるでしょう。
とは言え、これで時給はそこそこに高い(地域にもよるが1,100円〜高くて時給1,500円の場合もある)のですから、良いバイトです。
楽で稼げるリゾートバイトをしたい人は、客室清掃係の仕事に応募してみてはいかがでしょうか。
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