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#27 【令和6年度浜松市中央区地域力向上事業】実施報告その1

中野吉之伴さん、サッカー指導者実技講習会in浜松 の報告 その1です。
(という事はその2もあるのです!)

事業実績書より抜粋。

事業目的の達成度:
子どもたちのスポーツ環境において、安心・安全で基本的人権を守りながら、サッカーの本質や楽しさが伝わるような指導のアイディアや方法、接し方を目の当たりし、参加者も一緒に実技の実践を行うことで、身をもって体験することができた。(事業としての達成度65%)
この事業によって感じた事や得た知識を実際の現場で全て同じように再現することは難しいと思うが、心に残ったことを一つでも思い出して、地域の子どもたちへと還元して欲しい。(還元してくれることで、達成度は100に近づくと思う)

緊張が夕焼けと共にほぐれていく瞬間

地域資源の活用度:
市内各地より比較的アクセスしやすい〇〇グラウンドを活用することで、近隣地域より沢山の方に参加していただけた。また、中央区中心にモデルプレーヤーの子どもたち(無償)の参加を募る事ができ、有意義となった。

地域への貢献度:
*事業実施により地域の課題解決につながりましたか
子どもたちのスポーツする環境において、早い時期より指導者や保護者が勝利依存し、そのスポーツをする楽しみが置き去りにされたり、一部の子のみに偏っている状況に対する違和感や課題を参加者の皆さんと共有しながら、ドイツでの取り組みを具体的な報告を交えて中野氏より伺う事ができ、参考になったのではと思う。
また、スポーツ本来の“楽しさ”を中心としたトレーニング環境がいかに子どもたちにとって大切なものかを参加者一人ひとりに感じてもらうことが出来た。終了後アンケートでも前向きな回答が多く、それぞれの現場で実践していって欲しいと感じた。


大人も子どもも”サッカー”できた満足感で溢れた

財政支援の妥当性:
ドイツで育成年代中心に、またいわゆるグラスルーツと言われる地域スポーツのクラブで20年の指導実績がある講師の方のお話しや指導実践は非常に参考になった。しかしながら、旧態依然の価値観が根強いスポーツ界において新しい考え方や指導法を学ぶ機会はまだまだ多いとは言い難く、告知や費用面で行政の助成を受けながら事業を実施できたことに大きな意義があった。
(大きな意義があった!市サッカー協会さんの協力の意義もあった!次回は財政支援を!(笑))


こどもたちにわかりやすい伝え方とトレーニング環境の整え方の大切さを実感

費用対効果:
今回の事業で購入・使用した多数のミニゴールは、子どもたちのトレーニング環境においてより良い効果を発揮することが証明され、費用対効果が十分にあったと考えられる。また、地域ではまだまだ普及が進んでいないフニーニョ形式のトレーニング実践は、子どもたちがみるみる変化していくことを実際に感じることが出来、今後それぞれの現場で実践してくれたら、費用以上の効果となるのでは、と期待している。


パスをもらうところ


ゴールするところ

今後の方向性:
終了後のアンケートでは、フニーニョを取り入れた企画や子どもたちへのトレーニング実践など今後も中野氏に継続して関わっていってもらえるような企画の希望が多くあった。今後も講習会を企画しながら、年間を通して子どもたちのスポーツ環境を保証する遊び場づくりの事業として継続していきたい。
(継続していきたい…!自分の気持も!)


みんな表情が硬い始まりの頃

報告その2に続く…


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