見出し画像

令和元年?令和1年?

令和時代

平成の時代が終わり、新たな時代が始まり、はや10日が経ちました。
すでに数十回「令和元年」と書類に記入しましたが、まだ間違って平成と記入してしまうことがあるのは、私だけじゃないはず笑

ちなみに、

令とい字が元号に使用されたのは初めて。
和という字は20回使用されたとのこと。
令和は、日本最初の元号である大化から数えて248個目。

だそうです。

さて、

書類作成を生業としているのですが、ふと疑問が湧きました。

「令和元年」「令和1年」どちらの表記が正しい?

直感では、「令和1年としておけばいいかな」と思っていましたが、少し調べてみました。

明確な規定はないようですが、昭和64年1月7日法務省の通達で「新元号の初年は「平成元年」と記載する。」とあるようです。で、戸籍とかの役所の文書は現在もそのように記載されているので、行政的には「令和元年」とするのが正解でしょう。

続いて、年度についてです。

年度とは、暦年とは別に特別の目的のために規定された1年の区切りで、4月1日から翌年の3月31日が一つの年度とされています。4月1日が元号では何年になるかでその年度が決まります。

今年2019年の4月1日は平成31年なので、平成31年度ということになり、

で、続く2020年4月1日から2021年3月31日は、令和2年度ということになるのでしょうか?

ということは、令和元年度は存在しないことになりますね。。。。

しかし、国は、

「国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降は、当年度全体を通じて「令和元年度」とし、これに伴い、当年度予算の名称は、各府省が改元日以降に作成する文書においては「令和元年度予算」と表示するものとする。」

と発表しました。

国の予算における会計年度の名称は、令和元年度とするようです。

いいなと思ったら応援しよう!