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映画『かわいそうなイルカやウツボの物語』
動物問題に焦点を当てた映画作品は近年世界中で増えています。
「愛玩動物」や「実験動物」「産業動物」と様々な分類がされていて
それぞれに表に出て来ない闇の真実が問題として孕んでいますが、
今回2021年4月17日に名古屋シネマスコーレにて公開される佐藤榮記監督作品『かわいそうなイルカやウツボの物語』は世界でも稀な「展示動物」を
テーマにした映画です。
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私たちの公開に至るまでの街頭宣伝の記録や、作品の詳細をご紹介させていただきます。
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【あらすじ】
千葉県銚子市の伝統ある水族館が経営難と施設の老朽化によって閉館に追い込まれた。 水族館は当初、全ての生物を他の館に譲渡すると言っていたが、 何故かハニーという1頭のイルカをはじめ、多くの生き物が廃墟と化した古い水族館に取り残された。 水の汚れたプールにたった1頭でプカプカと浮くイルカの身を案じたが水族館側は無言を貫いた。 一方、東京タワー内にひっそりと佇む水族館では、40年にわたり5万匹の生き物達が陽の光さえも知らず生きていた。その中で、四半世紀もの間、小さな水槽で孤独に過ごす美しいウツボの存在が明らかになった。元「どうぶつ奇想天外!」(TBS系列全国ネット)のディレクターがタブーを恐れず、 水族館の裏側とその真実に切り込んだ異色ドキュメンタリー
【見どころ】
水族館で人気のイルカも、そのイルカの生い立ちや水族館での暮らしを知ると 手放しで喜べないどころか、悲しい気持ちが込み上げてくる。 海外では、イルカショーが法的に禁止されたり、 イルカの飼育自体を禁じたりする国や地域が次々に出ている。 本国でもその流れはあり、今後はイルカを飼育しないと断言する水族館も出て来た。 今まさに、真実と向き合い、本当の意味で動物を愛し、 命の大切さを知る時代。 わが国では「憩いの場」「命と触れ合う場」等として扱われている水族館のもう一つの側面に真っ向から切り込んだ過去に例を見ない問題作である。
【解説】
本来、群れで仲間と共に生きるはずのイルカ。 しかし、千葉県の古い水族館では、イルカがたった1頭だけで泳ぐ気力さえなくし浮いていた。 しかも小さなプールは、ろ過装置が故障しているのか、 自らの糞尿にまみれ、水は常に汚れていた。一時はテレビのワイドショー等でも盛んに取り上げられ、世界でも広く知れ渡った。 人間の深い業によってイルカの生涯は台無しにされていく。 東京タワー内にあった水族館では、向きを変える事すら困難な狭い水槽の中で、ストレスと絶望だけを噛みしめ生きる動物たちがいた。 人間の利己主義と命の尊さについて考えさせる感動的な記録映画です。
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昨夜は60席越のチケットが完売し、沢山のお客さまが名古屋の老舗映画館シネマスコーレに足を運んでくださいました。
どうぞ、この映画をご覧になった方々が、また誰かにこの映画の事を伝えていただくと、動物たちが置かれている真実の姿を知ってもらえて、ハチドリのひとしずくが、世界を優しく変えていけると思います。
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