トラウマ映画劇場『朝子』(2005)
2005年に製作され、かつては横須賀・金星劇場や静岡小劇場などの成人映画館でロードショー公開を果たしその後渋谷アップリンクなどでも上映された自主製作ピンク映画『朝子』。
昭和時代の成人映画に敬意を表して制作されたこの作品を、新たに再構成、タイトルも【トラウマ映画劇場『朝子(2005)】と改題され、この度2日間限定で名古屋シアターカフェにて独占公開いたします。
監督は、記録映画『ZONE/存在しなかった命』、『アジア犬肉紀行』、『動物愛護法』、そして劇映画『佇むモンスター』などで知られる北田直俊。
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【ストーリー】
満ち足りた幸せの中で暮らす人妻、朝子。ある日、思わぬ出来事が彼女の人生に襲いかかり、封印していたはずの過去の傷が甦る。徐々に妄想の世界へと引き込まれ、混沌とした自暴自棄の中、結局何もかもが報われぬまま、彼女は自らの命を絶つ道を選ぶこととなった。
この異色の18禁成人映画『トラウマ映画劇場『朝子』(2005)』は、一人の主婦が自身の生命の絶えゆく瞬間までを大胆に描き出しています。
【この作品は2000年代前半に開発された24P対応の業務用DVカメラで制作さ れています。当時のDV画質を反映した貴重な映像資料という観点からもお楽しみいただけます。また、本作品は成人向けの映画です。 18歳未満の方の入場はできません。】
出演:村井美波子 宮沢仙吉 ホリケン。 シベリア文太 大木裕之
解説:横瀬智也
製作:蝸牛プロダクション、コアマガジン バースト
提供:合同会社adg-ethics
【予告編1】https://youtu.be/qP2BRd_PpWI?si=rYmbygZPvL2ojDy9
【予告編2】https://youtu.be/8mD4Et10jHw?si=J8VOaDpb4F_dBmF_
1968年生まれ。映画編集の大家、鈴木晄氏のもとでフィルム編集技術を学びながら四谷イメージフォーラムで実験映画にも没頭する。18歳のときに制作した8ミリ映画が日本テレビ主催の日本映像フェスティバルで優秀賞を受賞。その後、25歳から10年間ほぼ独力で35ミリ長編映画『イヌ』を制作。2011年の福島原発事故では、置き去りにされた多くの動物たちの姿を記録し、以後日本の動物福祉問題に取り組む。最近作は、社会派ホラー『佇むモンスター』(90分)。