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努力 未来 A Beautiful Star

こんにちは。

普通を探す旅を二日に一度くらいのペースで書いていたのに、
気がつくと最終の投稿が2週間前でした。
確かに忙しくなりつつも頭の片隅に「投稿しないとなあ」という気持ちがあったのでサクッと投稿したら良かったのですが、怠惰人間の私にはそんな器用さは今は持ち合わせていないのでした。

最後に投稿したとき、私は東京の目黒区に住んでいました。
過去の投稿にもありますが、東京で就職して暮らし始めました。
しかし、精神面と経済面でうまく生活を回すことができずにやむなく退職。
そして九州に戻ることになっていましたが、ひょんなことから仙台に引っ越し。
縁が私を作る。

コンヴィヴィアリティの中に生きる覚悟を少しずつしていくことが要請されます。

私は元来人付き合いは苦手。
人間観察は好きなのですが、どうしてもほとんどの人と話があったことがなかったので仲良くしすぎると一緒にいるのが退屈になったり時には苦痛になったりすることもあるタイプです。

そうして基本的には一匹狼で育ってきた私でしたが、一匹狼といえども新卒で社会の右も左も分からない状態では生きていけないというもの。
そんな中でコンヴィヴィアルな世界に足を踏み入れたという感じ。

引っ越したのはほんの3日前。
人生初の東北で、この季節からかなり寒いかなと思っていましたが意外とそうではなく、昼なんか半袖でも過ごせちゃうくらいの暑さ。
洗濯物もお昼から干しても簡単に乾きます。

引っ越しはやっぱり面倒なもの。

新しい生活は楽しいし、引っ越してからのレイアウト作りなんかは結構好きな方ですが、どうしてもお金がかかるしまだまだ自立から遠い私では周りに迷惑もかけるというもの。それでもなんとか見知らぬ東北の地まで足を運んで居を構えることができたのですから、蟻のちっぽけさを見習って生きていこうなんて考えながら、イオンで買った明太子ソースをかけて多めに茹でたパスタを食べながらコーヒーを啜るのです。

引越しの荷物の半分を占めていたのは書籍。

本を読み出したのは大学3年生の終わりくらいからで、最初はAmazonのレビューの高かったビジネスの本を買っていたのですが気がつけば哲学や思想や専門書のような内容の本ばかりに。読書会で共産党宣言なんて読む始末。

本棚にしまってみると2メートル越えの本棚にギチギチになりました。
それでも部屋の一角を占めるくらいでしかないのでまだまだ理想の本部屋には遠いな なんて考えながら。
そしてその半分くらいはまだ読んでないし。
ただ本にお金を使っているだけの人になってしまわないように、今日から毎週の土日を使って本を消化していくことにします。

「趣味は読書です(積読ばっかり)。」なんてだっさいからね。

今朝、トーストにマシュマロを乗せて焼いたらマシュマロがどろっどろに溶けて、その上にハチミツを乗せて食べたら甘々で美味しいんじゃないかと、我ながら天才だなと思って作ったのですが、マシュマロは意外と溶けず、上の方だけ焦げただけ。意外とドロドロしてくれなかったのですが食べてみると想像通りの味。
コーヒーがよく合う。

今日の朝食だけでも思ったのとは違ったけど美味しい出会いができたのでまあよし。朝のオンライン読書会の最中に食べてたのは内緒ですかねえ。

トースト マシュマロ コーヒー 紅茶 タバコ

悪くない。

ここ2年間あまり定住地を持たずに転々とした生活を送って落ち着くことがなかったので、久しぶりに自分でマンショを借りて落ち着いた生活をしたのが久しぶり。悪くないなあなんて思いながら昨日買った29インチのモニターと昇降式のデスクの値段を見ながらビビって今日の夜ご飯もパスタ。

あとは一人か二人、友達が仙台でできたらなあなんて。

それだけあれば贅沢だなって。

先週は九州に帰郷していたのですが、友達の家に遊びに行った時に最近はやっている「チェンソーマン」なる漫画を読ませてもらいました。
アニメが始まったことは知っていて、米津玄師の手がけた主題歌KickBackはよく聞いていました。

「努力 未来 A Beautiful star」

から始まる書き出しは、長らく私たち20代が味わったことのない響き。
子供の時から不況で、「失われた20年」とかなんとか言われて、
「俺たちは失われているらしい」なんて。

だから私たちの世代は何かを始める時に期待感を持ったり輝かしい未来を想像してスタートするなんてことはあんまりないんじゃないかな。
せいぜい合格した姿とか、晴れの大学生活とかそんな感じ。
それ以外でA Beautiful Starなんて感じることはほとんどなし。
あったら見て見たいね、なーんて考える人の方がほとんどじゃないかな。

これまでの20年もそう、これからの20年なんてお先真っ暗くらいに考えてる人が多い中でこんな歌詞を聞いたのは初めて。
応援歌でも辛いところから這い上がって頑張ろうってテイストの方が多いもんね。
未来とかA Beautiful Starってよりは自分で頑張って叶えようって感じ。

こんなに全体でポジティブになれる歌詞はなかった。

漫画チェンソーマンも、主人公は貧乏で大人に騙されるところからスタートするけど、誰よりも自分を犠牲にして努力と叶えたいちっぽけな願いのために一心不乱になれる。そんな主人公はなかなかいなかった。

いやいたんだけど、あんなにリアリティのある主人公はいなかった。

だから辛い時とかは「努力 未来 A Beautiful Star」を頭の中で復唱しながらなんでも取り組んだ方がいいんだろうなあ。やることはなんでもいいから、もっと叶えたい希望を感じながら、大人にならないように自分のやりたいことを押し通せるようにガキくさくなんでもやらないとって。

頭の中でごちゃごちゃ考えてないでひたすらやる。
これが大事なんだなって。

さあ。

私はこれから自分の

「努力 未来 A Beautiful Star」を目指してやりますかー。

noteが三日坊主にもなれないのは置いとこう。

では。

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