不妊治療。

うちは子どもが1人いて、その子は自然妊娠。子どもがそろそろ欲しいと話していた時に宿ってくれた子なので不妊治療の存在は知っていたものの、無縁だと思っていた。
子どもが2歳過ぎたくらいから次の子をと計画していたけれど半年経っても出来る気配がなかった。
なんでなんだろうと思って、近くの婦人科でタイミング療法を数回受け、検査も受け、ホルモン補充療法を加えてもできなかった。その時の主治医は「普通ここまでやったら子どもはできる」という言葉で意味分からない位傷ついて、劣等感と敗北感で即転院。次は婦人科に入っている不妊治療専門のところ。そこで一通りまた検査、人工授精を3回受けるがかすりもせず。ここで2年経っていて、HSP気質の私は子どもを1人手を繋いで公園に行くのがとにかく浮いてるかどうかとかそういう客観的観点を気にしすぎていて辛かった。周りは大体2人、もしくは子ども2人連れてて妊娠中とかばかりだったので、話題が大体兄弟とのトラブルだとか分娩方法がどうだとかばかりで入っていけない、お宅は次のお子さんのご予定はとか聞かれる。ここで学んだのが1人と決めているママさんや私と同じような妊活中の上手くいっていない立場の人はこういう気持ちになるんだという事実。私が2人目を1人目のように授かっていたらこういう学びは得れなかったと思うと不妊治療には感謝かもしれない、辛いけれども。
最終的に不妊治療専門、しかも全国的にも名の知れた病院に転院し、3ヶ月以内で授かる事ができた。IVFを行い、移植を1回したのみで、何か他に努力してた事はと聞かれたらなくて、病院の言う通りに薬を服用していたくらい。ここにかかる前は漢方やら、よもぎ蒸し、高い食用油、サプリメント、、何をしても結果はでなかった。これで授かりましたというような記事みたいな奇跡は我が家にはなくて、多分たまたまというかたまたまそれを飲んでいる時に授かったんじゃ...？と思うくらい、最後の病院は色々な妊娠に関する知識を教えてもらった。
お金は確かに多額だったけどやって後悔はしていないし、もう少し早くステップアップしていたらとか思うけれど、これが我が家の1番のベストタイミングできてくれたと思ってる。
あとは半年きったけど無事産まれて来る事を祈って、私たちや同じ悩みを抱えている人達のために頑張って技術を磨いて活かしてくれている不妊治療の医療スタッフの方々、心から感謝いたします。