アショカ・ユースベンチャーとは
こんにちは!一般社団法人アショカ・ジャパンです。
この記事では「ユースベンチャーって何?」という方や、「興味があるので詳しく知りたい!」という方向けに、どんな取り組みをしているのか紹介していきます!
応募したい人はこちらのフォームからどうぞ!
心の気づきを行動に移す
「これはおかしいんじゃないか」「これを変えたい」という心の違和感や気づきを行動に移し、小さくても社会に変化を起こしていく。アショカ・ジャパンでは、そんな若者チェンジメーカーたちを「ユースベンチャラー」として認定し、彼ら・彼女らが失敗を恐れず活動を進められる環境を一年提供しています。今までに認定されたユースベンチャラーは117組。同じような情熱を持った若者同士が、お互いに刺激を与えあうコミュニティです。
ユースベンチャラーになると
ユースベンチャーは、一年間の「実験の場」です。プロジェクトを完成させるための一年間ではなく、心の気付きを探り、見極め、成長するための旅路と言えます。先生もいないし、教科書もない。自分の中にしかない答えを探し、自分で何かを決めていくのに必要なのは、「内省」と「仲間との対話」、「ロールモデルからの学び」、そして「自分の心に従う勇気」。ユースベンチャーでは、活動を自分の意思で進めていくのにベストな環境を用意しています。
具体的なベネフィットは以下の通りです。
・ Ashoka Youth Venturer コミュニティへ歓迎:国内外の若者チェンジメーカーとつながることができます。
・ アショカ・ジャパンチームと1対1の対話:私たちは「こうしてみたら?」というアドバイスや、「こんな人にコンタクトしてみたら?」といった提案はしません。心の奥にある本当の気持ちを引き出したり、何に悩んでいるかを明確にするための相談相手になります。
・ アショカ・フェローとの対話:世界を変革している超一流社会起業家と直接会話する貴重な機会を提供します。
・ 米メイン州にあるCollege of the Atlantic(COA)への奨学金を支給:COAは、Ashoka Changemaker Campus (社会をより良くするという精神を持つ学生の輩出を標榜する世界45大学のネットワーク)の一校です。
・ US-Japan Youth Changemaker Exchangeへの参加権:ニューヨークのアショカ・フェローや名門スワスモア大学の訪問など。コロナウィルスの感染状況に応じた形で開催予定。
・ 活動報告:中間報告と最終報告の二度、自分の活動を振り返り発表する場があります。またブログでも取り組みについて定期的に発信することができます。
・ 活動に必要な経費として、上限7万円のシードマネーの提供
ユースベンチャラーになるには
三ヶ月に一度開催されるパネル審査会にてプレゼンし、審査にパスするとユースベンチャラーに認定されます。私たちの審査基準は主に以下の2つです。
また、対象となるのは以下の条件に当てはまる人です。
応募はこちらのフォームから(自薦・他薦受け付けています)
よくある質問(FAQ)
Q. どんな「問題」への取り組みが対象となりますか?
A. 自分の人生や生活の中で抱いた違和感であれば何でもOKです!実際のユースベンチャラーの例でいえば、「ヘアードネーションの透明性が低い」「過疎の町の人が本と触れる機会がない」「学校の講演会が退屈で意味がない」「ただ好奇心が強い生徒を先生が問題児と決めつけるのはおかしい」などです。大人や先生、メディアや国際機関が標榜する「社会問題」ではなく、自分が心の底から「これはおかしい」と思うことに取り組んでいる若者を対象にしています。
▼最新の14組のユースベンチャラーはこちらから
▼過去に選出された102組のユースベンチャラーの取り組みについては、こちらよりご覧いただけます
Q. 応募からユースベンチャラー認定までのプロセスは?
A. ①インタビュー:応募していただいたら、まずアショカ・ジャパンのスタッフが1時間ほどかけて、活動の詳細や動機についてインタビューします。
②パネル審査会:ユースベンチャラー候補が2~4名集まったら、パネル審査会を開催します。15分のプレゼンと15分の質疑応答をふまえて、審査員が認定の可否を決めます。(※パスしなかった場合でも、次回以降に再度チャレンジすることは可能です)
Q. 社会起業家コンテストとは何が違うのですか?
A. パネル審査会では、コンテストのように順位付けをするのではなく、基準に当てはまるかどうかで認定の可否を決めます。主な基準は上記の通り、内発的動機と行動力です。プレゼンの上手さや、費用対効果や収益モデルなどは考慮しません。
また、一度きりの大会で終わるのではなく、認定されてから最終報告をするまでの一年間が「任期」となります。任期中はもちろん、その後も、日本全国にいる他のユースベンチャラーと交流できるコミュニティに入れるのが特徴です。
Q. 伴走者制度やメンター制度はありますか?
A. ありません。ただ、ユースベンチャーコミュニティで、活動を進める同年代の若者と話したり、アショカ・ジャパンチームが相談相手になったりします。ユースベンチャーの基本的な考えは、答えは自分の中にしかない、ということと、全てを決めるのは自分、ということ。先輩や大人がアドバイスや提案をするのではなく、対話や内省を通じて、自分の気づきが得られるような手助けをします。
Q. アイデアをプレゼンすることは可能ですか?
A. パネル審査会に出られるのは、実際に行動し始めている人たちです。頭の中にアイデアを持っていることと、実際にやってみることには大きな差があります。どんなに小さな規模でも始めてみてください。きっと色々な気づきがあるはずです。もし勇気が出なかったら、ぜひユースベンチャーのイベントを覗いてみてください。同年代の若者が、色々な活動をしたり、それについて語っている姿があなたの背中を一押ししてくれると思います。
さいごに
この質問に、皆さんならどう答えますか?何千通りもの答えがあるはずです。「あなた」の心が強く感じたことを行動に移し、「あなた」が社会に変化を起こしていく。自分の可能性にフタをせず、今自分がやりたいことをやろうとする若者を、私たちは応援しています。「まさに自分に当てはまる!」と思った方はぜひご応募ください。他のユースベンチャラーの仲間があなたのことを待っています!
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不明な点や質問などあれば、スタッフの芦田(yashida@ashoka.org)までお気軽にお問合せください!
ユースベンチャーへの応募や、イベントへの参加、お待ちしています!
p.s. この度、MediumからNoteにブログをお引っ越しすることになりました。これからは「アショカ・ユースベンチャラー活動ブログ」というマガジンで、若者チェンジメーカーの活動の様子や気づきを、本人の言葉でお届けします。ぜひ、フォローお願いします!
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