フェミニズムとはウイルスのようなものである
女性はフェミニズム信者になりやすい
知っての通り、フェミニズムは女性の本質的なところに根ざしている。そのため、特にフェミニズムの勉強をしていたりフェミニストを名乗っていたりするわけでもない女性でも、容易にフェミニズム的な考え方を持つようになる。
ここで重要なのは、たとえ知的で有能な人物であったとしても、「男性の立場も考えるべき」と意識さえしていたとしても、という部分だ。つまりフェミニズムは女性の本能に近い部分に根ざしているといえるだろう。
アンチフェミ界隈でフォロワーを集めている女性も、
これはリベラルフェミニズムの考え方であってアンチフェミニズムではないし、
と、ジョン・マネーを例に挙げているが、果たして彼のやったことをどこまで知っているのか疑問である。
さらに、
こちらの漫画は、よく読めばかなり思想が強いものであるのに、これを「現実で起こっていること」と評する女性が多い。余談だが、私は先程の漫画の最後のコマでの候補者の女性がカルト宗教の教祖のように見えて末恐ろしさを感じた。
ちなみに、この漫画のテーマである「女性だけの街」だが、それが実現しないであろうことは何度も言われている。
また、有名なフェミニストであるエマ・ワトソンが推薦する小説「パワー」は、男性皆殺しの思想が強い話であるのに「これは男女を反転させたら現実に起こっている」などと評する人がいる。
フェミニズムとは何かを考える上では以下の記事も参考にして頂きたい。フェミニズムが「男女平等主義」や「全ての人の権利を尊重する思想」の皮を被った男性蔑視のミーイズムであることをご理解頂ければと思う。
女性(に限らずなのかもしれないが特に女性)はフェミニズムというカルトに染まりやすいのだ。
なぜ女性はフェミニズムを信仰するのか
結論から言うと、それが女性にとって最適解だからである。
社会性が身につきにくく「弱者」になりやすい女性は、自分の「弱者性」を武器に取引ではなく依存を求めるのが最適解ということになるのだ。フェミニズムという自分では責任を負わずに権利だけを得ることができる武器があるとなれば、多くの女性は(無意識的か意識的かに関わらず)フェミニズムを信仰するようになるだろう。
文理選択の男女比を考えると女性は文系に進む人が圧倒的に多い(この点に関して時々誤った言説を述べる人がいるが、反論は既にされている)。女子学生の進む学部は上から文学部、人文・教養・人間科学部、教育・教育養成系学部。
人文系や人間科学系は「人間とは何か」を学ぶ学問であり、言語学や心理学、哲学、社会学に分かれる。この内哲学や社会学に進んだ学生は必ずフェミニズムに触れる機会があるだろう。そこで、
だの、
だのと捲し立てられたら、そのまま鵜呑みにしてしまうだろうし、何より「自分がそれまで違和感を抱いてきた」こと(セクハラとか自分が軽んじられているという感覚等)への明確な回答を出してくれるこの学問にははまってしまいやすいのも頷ける。
ウイルスとフェミニズムはよく似ている
新型コロナウイルスの影響もあり、我々の中にウイルスを知らないという者はほとんどいないだろうが、今一度紹介する。
ウイルスは宿主と呼ばれる生物の細胞に寄生し、その細胞の代わりに自分のコピーを作ってもらう。コピーが増えると細胞を壊し、次の宿主のところに行く。これをフェミニズム(フェミニスト)で喩えるならば、さしずめフェミニズムやフェミニストがウイルスで、宿主細胞の一つ一つが男性、宿主そのものが社会全体であろうか。つまりこういうことだ。
フェミニストは(大抵の場合)寄生先に男性を選ぶ。これは性的価値の差が原因であるのだが、ともかく適当な寄生先を見つけてリソースを食い尽くす。
リソースを奪われた男は社会的に抹殺されたり子供を奪われたりする等、酷い目に遭っている。「ATM」扱いで済んでいるのも酷いが、ましな方なのかもしれないくらいだ。こうしてリソースを食い尽くして寄生先が用済みとなるとフェミニストはまた新しい寄生先を探すこともある。以下の例などはまさに夫がATM扱いされている事例である。
フェミニストが寄生先に社会全体を選んでいる場合もある(むしろこちらの方が多いだろう)。ここで先ほどのウイルスの記事の「宿主が死んでしまうと、ウイルスは増えることができなくなる」という部分に注目して頂きたい。
つまり、フェミニストは社会全体を壊すが、彼女ら自身も社会がないと生きていくことはできないということだ。
フェミニストが社会を壊すというのは以下に紹介するnoteを読んで頂けば分かるだろう。
しかし、女性のほとんどは社会がなければ生きていくことは難しい。大抵の女性は男性よりずっと力が弱い。社会がなければ犯罪を取り締まる仕組みもないので、女性は最低限の自衛すらもままならない。社会がなければ男性にも不利益があるだろうが、女性程ではないだろう。
つまりフェミニズム(フェミニスト)は、社会がなければ生きていけないにも関わらず、社会を破壊しようとしている。それは丁度、宿主なしでは生きられないのに宿主細胞を破壊するウイルスのようなものだ。
だからこそ、「女性蔑視という規範」がかつての日本には存在していたのである。規範によって女性が社会から逸脱するのを防いでいたということだ。これはウイルスで喩えると免疫やワクチン(抗体)、ウイルス治療薬だろう。
ウイルス性フェミニズムの例外
もちろん我々は人間であるので、ウイルスのように単純ではない部分もある。
現役フェミニストとして悪名高い上野千鶴子氏は、裕福な家庭で生まれたため弱者というよりむしろ強者なのだが、女性という「弱者性」を武器に責任を果たさず権利だけを得ていた。彼女の言葉で有名なものをいくつか挙げる。
「人はなぜ不倫をしないのか。私には信じられない」「性的自由を手放すなんて恐ろしい」
「エリート女の泣きどころは、エリート男しか愛せないってこと」
その上、自分が高齢者になったからと今度は高齢者としての「弱者性」を振りかざしてさらに社会のリソースを得ようとしている。 上野氏のたちの悪いところは、語弊を恐れずに言うともうじき死ぬということだ。もうじき死ぬので自分がリソースを食い尽くして社会が崩壊したとしてもそれによる不利益を自分が受けることはない。ツケは全て自分より後の世代に全て押し付けて自分だけは逃げおおせるつもりだろう。
前に紹介したことがあるが、ある方と会話していたときに彼はこう言った(掲載許可は前に紹介したときに取った)。フェミニストによって抑圧され続けている人々の本音も大体こんなところなのではないか、と私は思う。
上野氏のように未来のことを考えずに社会を崩壊させることだけ考えるような【人間のクズ】の他にも例外はある。それはフェミニズムを信仰しやすい属性でありながら理性、または親からの教育(≒シバき)によってフェミニズムを信仰していない人だ。
ただ、アンチフェミ界隈の男性はこれにも懐疑的である。女=フェミニストと決めつけて女全体に憎悪を向ける人もいる。
↓参考記事
女に憎悪を抱くことそのものは別に悪くはないのだが(犯罪は別)、私自身フェミニズムを信仰しているわけではないし(正確にはやめたのだが)自分の獣性も認めつつ何とか抑えようとしているのにも関わらず「お前は女だからフェミだ(意訳)」などと言われても正直困ってしまう。
私がフェミニストではないのに根拠もなくフェミだなどと言っている人は私にどうしてほしいのか。発言せずに家庭に収まれというのか。それなら誰が生活の責任を取るのか。はたまた女に困っているからヤラせろというのか。であれば仮に妊娠させた場合に責任を負ってくれるのか。それともフェミニストでいろと言うのか。もしそうならこちらとて黙ってやられるわけには行かない。女の武器を使えば社会的に抹殺する方法などいくらでもある。フェミニストでいてほしいのなら遠慮はしない。お望み通りの方法であなたを消して差し上げよう。
別に私は脅しているわけではない。ただ、こう問いたいだけだ。
少し私怨が混じってしまったが、これはアンチフェミを名乗っている全ての方に言えることである。
根源的な戦いの果てに
とはいえ、どんな生物でもオスとメスは協力関係にあると共に敵同士でもある。お互いにリソースを奪い合い、コストを押し付け合う。実に醜いがこれは生物としての定めである。
絶望的に聞こえるかもしれないが、人類に限らず全ての生物は、幸せになるために生きているわけでも、美しい生き様を残すために生きているわけでもない。もちろんそれを追求しようとする人もいるし、私もそういう生き方を否定するわけではないが、我々がなぜ生きているのかは進化の歴史を考えれば明らかである。それは、偶然の結果たまたま生き残ったからだ。
我々はこれからも争い続けるだろう。その果てに幸福はあるのか、愛はあるのかと問われると、絶望的な回答しかできないだろう。
この虚しい戦いを助長しているのがフェミニズムである。フェミニズムが進みリソースは食い尽くされ、挙句の果てに多くの人間が殺し合う。これは単なる絵空事ではないだろう。
我々にできることはもう残っていないのかもしれない。だが、社会も幸福も愛も全て破壊するフェミニズムだけは決して許してはならない。これに関しても(病原性)ウイルスと同じで共存の道などあり得ない。我々はフェミニズムに対して適切な免疫機能を働かせていく必要があるのだ。