他人との関わりをあきらめた女の話



私は昔からいわゆるアニメオタクで、私の周りには驚くほどその手の人間がいなかった。気がする。中学生までは、周りにはアイドル好きがほとんどで、興味ないなと思いながらもそれなりに潜伏して過ごした記憶がある。でもみんなでカラオケ行ったらボカロとか歌ってた。今思うとすごいな自分。死んでくれ。

高校になってやっと同系統のお友達ができた。

この時期になって気づいたのだが、私は圧倒的に友達を作るのが下手なのだ。まず陽キャと呼ばれる人種は怖い。普通にネットスラングとしてのコミュ障ですし、女のほうがまだましで、男に対してはほんとにしゃべりかけられない。(というか最近これはなにかしらの病名が付くのではないかとも思い始めたのですが、病院に行くのは怖いですし何でもなかったら本当に死んでしまうので足踏みをしています。)他人がなにを考えてるのか後々になって考えて、それ以降怖くなり距離を取ったり。私は自分の見た目は下の上ぐらいだと思っている。容姿が原因で目立ったいじめがあったわけではなく、みんな優しかったんですね。これも自意識過剰なだけかもしれないのですが、顔も体も、私は本当に自分の見た目に自信がなくて。さっきWiifitに健康的な肉付きです!って言われましたが、信用していません。デブなんです。

僕は友達が少ない。

そして私は、頭がよくない。ニュースとか聞いててもちんぷんかんぷんで、政治のこととかは本当によくわかりません。なので、自分の考えを口にすることも苦手。作文も苦手。(なんでnoteを書いているんですか?)物を考えることが苦手。直感で生きていきたい。そのくせ今大学の卒論を制作にしてしまって、全く進まず。卒業もできないかもしれない。ここまで書いておいてなんですが、ものを作ることは好き。物語考えたり、創作するのも嫌いじゃない。でもその作ったものに自信が持てないので、作って世には出さずに死んでいきます。かわいそう。

そんな私は一年ほど前から友達にTRPGをしないかと誘われてちまちまやっていました。クトゥルフ神話TRPGです。

クトゥルフ神話TRPGの存在自体は、オタクなので(ニコニコ動画でみてました)知っていましたし、やりたいとも思っていました。でもあれは一緒にやる人がいる前提の遊び。なので、私には永久にできないものだろうな、と諦めて刀剣乱舞の卓ゲリンクを見漁る日々もありました。そんなところに数少ないお友達(前回のnoteに書いた好きになった女なのですが)からやらないか?と誘われました。彼女はお友達が多く、その階層の人たちと楽しんでいたようで、私を実験台にしようくらいの考えで声をかけてくれたのだと思いますが。私はそのとき喜んで飛びついた。だってずっとずっとやりたかったから。

彼女と二人でいわゆるタイマンシナリオと呼ばれるものをやれるうちは(数か月に一度のペースですが)楽しかったのですが、ある日彼女のお友達と一緒に遊ばないか、といわれ、少し戸惑ったのだが、「いまが自分を変えるチャンスではないか」とおもい、了承した。

(人が増えるのでそろそろイニシャルを付けようと思う。片思いの彼女は「A」お友達の方は「B」にする)

Bさんはノリがとても良い。ただ今思えばあのときから遅刻してきたな、と思った。これは後々話す。いまも嫌いではないし、普通に好き。だが私が面倒くさいからどうしたものかな、と思っている。AとBさんと無事遊んだあと、Bさんと二人遊ぼう、ということになり、それから私的には異様に遊ぶようになり、毎週末卓をする、という私史上最もハイなスケジュール。とても楽しかった。

追加情報が多いが、私は非常に嫉妬深い。AとBさんはほかにもたくさん仲良しさんがいるグループのふたりで、そうなると私はどうしても蚊帳の外なのである。私が見えてるところだけでも相手の一番になりたいと思っている。でも自信がないから強制できないし、行動に出ることもできない。友達の友達に嫉妬をするタイプ。漫画にたまにある「友達に近づく男を威嚇するレズの女」ポジである。

私たちのクトゥルフ神話TRPGはテキスト卓、三次創作(に、なるのでしょうか。とにかくそんなかんじ。伝われ)みが強く、「言葉選び」で「エモ」を作り出すことで評価されている世界に感じました。

クソほど苦手

私は表現することが苦手だから。ましてや時間が限られていて、打ち込んで送信したらすぐ他人に見られる。ありえないほどのストレス。

でも私はその行為が苦手ではあるが、「好き」なのである

救えない。自分で自分の首を絞めることでしか楽しさを感じられない。生きてて楽しいか?わかりません。

Bさんとしりあったあと、ほかのAのお友達と何人かご一緒になる機会を与えられ、全部全部楽しかったのだが、その分のストレスが多く、ストレスが多かった。

そして、私は不幸自慢が大嫌いである。

(私も今こうして不幸自慢をしていますが)

彼女たちは、びっくりするほど卓をしている。馬鹿阿呆のスケジュールなのである。ので、当たり前のように予定が埋まる。「予定がない」、それを何度も何度も言う。(そういえば、私が高校の時に嫌ったあの子も、自分の不幸を何度も何度も言う子だった。思い出して嫌いだと思った。)とにかく、嫌なのだ。

見ているとストレスがたまる。どうしてもたまる。

そして、これも大きいのですが、

自分の知らない身内ネタをやられると萎えませんか?

たまにされるんです。わたしにはわからないそっちの人たちの話。適当に愛想笑いで流しますが、だんだん限界になってくる。耐えられない。その人たちの間でのノリとか、外野から見るとさっっむいことあるじゃないですか、それですね。ああいうのはどう言う意図で話してるんでしょうか。


正直、Bさんと遊んでいた時のわたしは調子に乗りすぎていて、もう少し距離を置いた方がよかったといまになると思う。

好きだけど嫌い、というめんどくせー人間のよくわからない感情に心がぐちゃぐちゃになり、距離を取った。基本ひとりごとを言うだけのTwitterに帰った。そしたらとても居心地がいい。

わかったことは、やっぱり私に友達作りに向いてない、ということ。どうしても自分に自信が持てない。どうしても人の嫌なところを見つけてしまい、そこから距離をとってしまうこと。あと身内ネタは他人にはクソほど面白くないということ。(ほんとに…)

結局他人との関わりをあきらめた女の話。今の繋がりを大事にしよう。