ダサい大人にはなりたくない
「子供がそのまま大人になったようだ」
って、たまに聞くけど。
23歳。
自分が大人になる段階になって気づいた、
みんな、子供のまま大人になるんじゃないかなと。
自分だって、23歳になったけど、18歳の頃から中身は変わってないし、周りから思われるほど成長だってしていない。
なんなら18歳の頃の自分は、13歳の頃の自分からそんなに変わってない気がする。
同級生だってそう。
小学生の頃は人間関係なんて考えず、一緒に遊んで、同じ教室にいたあの子が、ふと成人式で再開したら、ヤンキーみたいになってたり、個性的なファッションしてたり、あの頃の面影も無くなってることがある。
多分、普段街で見かけたら少し避けるような、そんな風貌になってる子もいる。
インスタグラムの投稿見て、「この子変わったなぁ」ってぼやく時がある。
「そいうやあいつ〇〇してるらしいよ」
「へえ、なんか変わっちゃったなぁ」って会話とか。
でも、
しかし、
でも、今日までの人生で言えることが一つ。
『みんなあの頃と同じ』
話たら、一瞬であの頃のように話せる。
しょうもないことで盛り上がり、バカみたいな思い出話に共感し、
あの頃のようなノリで話す。
抱く未来像や、置かれている現実、環境は全く変わってしまったのかもしれない。
でも、
あの日から、なんにも変わらず、成長してない部分もある。
そして、その「成長してない部分」が
私たちの中身のほとんどを占めている気もする。
だから。
「子供がそのまま大人になった人」
っていうのは、自分も、あの子も、あの人も、彼も、あの政治家も、迷惑系Youtuberも、アイドルも、先生も、みんなそうだと思う。
みっともない大人は、
元から、そういう人。
でも、みっともなかった子供が
素敵な大人になることもある
その逆も。
だから、
これから”大人”の分類に入るのならば
ダサい大人にはなりたくない。
2023年5月4日
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